素敵な日本庭園、種蒔き権兵衛の里
毎日更新しようと意気込んで、早速サボってしまった。
無理せずぼちぼちやっていこうと思います。
さて、先日紹介した渡利の牡蠣がある海山には、他にもホットなスポットがあります。そのうちの一つが今回紹介する種蒔き権兵衛の里。
以前、私は紀北町に住んでいたので、こちらによく遊びに行っていました。
手入れの行き届いた綺麗な日本庭園が広がり、四季折々にさまざまな色彩を見せる植物が所狭しと植えられています。
とても綺麗に手入れされているので、写真愛好家の撮影スポットになっているようで、入り口の管理人棟にたくさん写真が展示されています。
種蒔き権兵衛とは、この辺りに伝わる民話です。
熊野古道の途中にある天狗山に出る大蛇を権兵衛さんが倒すお話です。
その昔話をモチーフにした施設がこの種蒔き権兵衛の里です。
そして、今は河津桜が咲き始めています。
長女が1歳になる前から、子育てサークルのイベントなどでよく行っていました。手前にある種蒔き権兵衛の資料室では、奥の方に権兵衛屋敷とその中に茶室があって、そこで赤ちゃんたちとお母さんたちと交流をしていました。
茶室から広がる日本庭園は本当に素晴らしく、秋口の紅葉の季節は本当に見事です。
ここには、いつも笑顔で迎え入れてくれる管理人の役場職員、植松さんがいます。
植松さんは、うちの子どもたちの成長をいつも暖かく見守ってくれています。
特に長女は行くたびに「大きくなったねえ!」と声をかけてもらっています。
池の鯉の餌やりを教えてくれたり、どんぐりの場所を教えてくれたり、いつも一生懸命権兵衛の里を守ってくれています。
長女を一緒にベビーカーで運んだことや、次女と一緒に桜をバックに撮影したことまで覚えててくれてて、暖かく成長を見守ってくださってるのを感じます。
「おじちゃんは、みんながこうやって綺麗やね、また来るね!って言ってくれることが嬉しくて、それが仕事のやる気になっとんやで!」
といつも言ってくれます。
こちらもとても幸せな気持ちになります。
こうやって、いろんな立場の方が子どもたちの成長を見守ってくださっていて、地域の発展のために自分の持ち場を誇りを持って支えてくれている。
東紀州の人の力って、本当に暖かいなぁと感じた2月末でした。
ちかくには、ズンベラ亭というカフェもあります。行ってみてね!