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アニマルスポーツトレーナーという新たな仕事

自分は理学療法士とアスレティックトレーナーの資格を持って今では競走馬のコンディショニングなど動物にも関わらせてもらうようになりましたが、その仕事内容から「アニマルスポーツトレーナー」という名称が合っているように思いました。

アニマルスポーツ

動物に関わるまであまり知りませんでしたが、意外と動物が関わるスポーツは多くあります。有名なもので言えば競馬。これは人が上に乗って馬のスピードを競うため、スポーツ要素がかなり強いものかと思います。海外ではラクダ(駱駝)に乗ってレースをする競駝というものもあるようです。

ただ走るスピードを競う以外にもドッグレースなどは障害物を乗り越えてスピードを競うものであり、馬術はスピードを競うものもあれば、動きの正確さ、美しさなどを競う競技もあり種類は様々ありますね。

動物に関わるスポーツトレーナーとして

人に関わるスポーツトレーナーとしてもみなが同じように関わっているわけではなく、主に「ストレングス」と「メディカル」という2種類に分けられることが多いです。

・ストレングス
競技力の向上のためにウェイトトレーニングやその他陸上トレーニングなどの指導
・メディカル
怪我や故障の予防から、復帰までのリハビリテーションに関わる

以上のように関わり方によって名称が少し分けられることがありますが、スポーツを行う動物に関わるにあたっても同じようにストレングス・メディカルそれぞれの関わり方があるように思います。

他職種連携

以上のようにトレーナーとして動物に関わるにあたってもストレングス・メディカルそれぞれありますが、スポーツによってはそれ以外の職種の方とも一緒に仕事をしていく必要があります。

自分の関わる競走馬関連で言えばストレングスとしては調教師、調教助手、厩務員、牧場関係者など馬のトレーニングに主に関わっている方々との関わりが強くなると思いますし、メディカルとしては獣医師、装蹄師など体の病気や怪我とも関係が深い専門職の方との関わりが多いと思います。


まだまだ未発達の分野ではありますが、海外では動物の理学療法が資格として整備されている国もありますし、今後日本でも教育システムを整備していくことで広がりを見せる分野かと思うので今回紹介させてもらいました。

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