![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91158940/rectangle_large_type_2_1869f6ee2bbade1f6f5cdce4e11cd5b3.jpeg?width=800)
隙あり!省エネ脳
食や農業に関する報道が、他の科学トピックの報道に比べてお粗末である。
なぜか?
サイエンスライター・松永和紀(わき)氏は問いかけます。
そういった生活に直結した科学の問題は、本当は最先端の科学を含み本質的に不確実性も伴う問題であるにもかかわらず、暮らしに密着しているテーマであるがゆえにそのように認識されない。
それは、こういう分野では自分たちに知識がないことに気付きにくく、簡単に理解でき伝えられるという思い込みがあるから。
なのでこういった分野の科学の問題について、社会部や経済部の記者といった門外漢でも平気で記事を書く。
対して、例えば宇宙科学のテーマ。
社会部の記者などはそれに手を出さない。
それはその内容が、自分たちの理解の範囲を越えていることがはっきりしているから。
ここから先は
1,899字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?