【生徒更新】【読書回】君の膵臓をたべたい
パラリアで受験勉強している浪人生です。毎日ブログで自分のことを振り返ります。
なぜブログを始めたかは下記の記事に書いてあります。ぜひご覧ください。
振り返りについては下記の記事で書いています。こちらも読んでもらえると嬉しいです。
下記の記事は一昨日書いたものです。
今回は13回目の読書回です。前回の読書回は下記の記事です。
今回の本は、
住野よる さん著作の
「君の膵臓をたべたい」です。
あらすじ
主人公の僕は本を読むことが好きな高校生。友人はいなく、クラスでもずっと本を読んでいるばかりでした。
ある日、僕が病院に行くと、ある本が落ちていました。
そのタイトルは「共病文庫」。
僕が中身を読むと、それは膵臓の病気を患っている人の日記でした。
読んでいると突然声をかけられ、見てみると、クラスでいつも元気でうるさい山村桜良という少女がいました。この本は彼女のものでした。
彼女は膵臓の病気で、余命があとわずか1年しかないという状況でした。家族以外にこの事実を教えたのは僕だけ。
しかし、僕は他人に興味がないのか、どうでもいいかのように話を聞きます。
そんな僕に桜良は興味を持ち始めていきます。
全く人と話さず、いつも読書をしている僕と、元気で明るく、クラスの人気者である桜良。
全く違う、正反対の二人が「共病文庫」という本から、知り合い、友人、それ以上のものになっていきます。
しかし、病気は桜良をつきまといます。果たして、物語はどうなるのか。
ここから先はぜひ本を実際に読んでみてください。
感想
今までの読書回とは全く違ったジャンルでした。
この本の題名を初めて聞いたのは2,3年前だったと思います。友人が良い内容と紹介してくれました。しかし、私は見る気がなく、結局この物語の内容を知らないまま高校を卒業しました。
つい先日、テレビで「君の膵臓をたべたい」のアニメ映画がやっており、それを引き金に、原作小説を読みました。
正直、この本を感想でまとめることは非常に難しいと思えるような内容でした。アニメ、小説とほぼ同じ内容を見ても、何か心にぽっかり穴が開いたような、非常に不思議な余韻がありました。
ただ、私が感じたことは、
本当に人はいつ死ぬか分からない
私は、これが一番強いメッセージとして感じました。知っているようで、分かっているようで、身近に感じれない死。そういったものを感じることができる内容だと思いました。
そして、もう一つ感じたことは、
生きる
これについても多くのことを学ぶことができたと思いました。正反対の二人だからこそ見えてくる、生きるということ。これも死との瀬戸際から考えることのできるものだと思いました。
やや抽象的な感想だとは思いますが、そういった命について考えることは日常生活ではあまりないと思います。浪人生になり、今まで全く触れてこなかった本を読み始め、少しづつですが、勉強という観点以外でも変われている気がしました。
残り受験まで8カ月程度あります。多いと見るのか。少ないと見るのか。この本でより考えさせられました。
より有意義な毎日を過ごせるよう、勉強と共に、成長していきたいです。
こんな人にオススメ
・感動する小説を読みたい人
・毎日に刺激が欲しい人
・人間関係に悩みのある人
・本を読み始めてみたい人
終わりに
映像版と小説版でも見ていて違うことが多い事も驚きでした。映画アニメ版では、シーンとして物語が描かれていきますが、小説版は完全に僕視点で物語が進んでいくので、違った見方で物語を体験することが出来ます。
全てこの本の感想をまとめて、言いたいことは、
この本は絶対に読んだ方がいい。これに尽きると思います。
この本と出会えて良かったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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