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行動力がなくても行動できる方法を1つご紹介します。

パラリアトークをしていると、「ゲストの方の行動力がすごい」と言うパラリア生がほぼ毎回います。

パラリアトークとは、月に約一回のペースで大学生や社会人の方をお呼びし、人生における意思決定をすべてうかがっていく、パラリア生限定の座談会です。

パラリアトークについては、パラリア生の生の声も参考になると思います。


今回は高校生・大学生の行動力についてお伝えします。


そもそも高校生は忙しい

実際のところ高校生は、学校や部活、勉強でかなり忙しく、なかなか自分の時間が取れません。

そのため、自分から行動する方法がわからないまま大学に行ってしまいます。忙しい高校生ほど普通のことだと思います。


そして大学では、とりあえず周囲の人と同じように大学とサークルとアルバイトばかり、となってしまいます。

私も高校時代は、週6日で部活に行き、私立のきつい学習スケジュールに追われながら生活していました。学校以外の何かに時間を使うといえば、ゲームをするかテレビを観るかという程度でした。


勉強していればいい時代はとっくに過ぎ去った


今日の大学生は、良い大学でただ全うに勉強しているだけでは、なかなか厳しくなってきています。

大学生中に留学に行くことはもはや当たり前になっています。高校時代すでに、学校単位で留学に行っている人も多くなっています。


就活をする場合、大学生中にいろんな活動・経験をしてきている人と共に就活戦争で戦う必要があります。


大学生中の自分探しはもはや必須で、自分がわからないまま就活するリスクはますます高まってきています。

自分の進路が見いだせず、就活中に鬱になる大学生や、引きこもってしまう難関大生(東大生でよく聞きます)、就活したはいいが、職場が合わずに3か月・半年・一年で仕事を辞めてしまう新社会人。


以上のような大学生の環境を考えると、大学生生活には、大学での活動にとどまらない、思い思いの過ごし方が必要であると考えます。

そのためには「行動力」(ここでは自分がやりたいことを選択する力と、それに向かって自分から行動できる力を合わせたもの)が必要となります。


行動力は元々ある人とない人がいる

高校生の行動力は、小さい頃から中学・高校までの経験値で大きく差がつきます。

やりたいことを言えない環境であったり、自分から言い出したことがキッカケで失敗したり、チャレンジしたけれどうまくいかず挫折したり等の様々な経験によって、高校生の行動力は決めれらています。


高校生時代から、やりたいことをどんどん発言でき、実際その通りに行動できる高校生もいます。親や先生からは「わがまま・頑固・自分勝手」等と評価され、高校になじめなかったり、我慢しながらの高校生活になる場合が多いです。

こういった高校生がこのまま大学に上がると、自分からやりたいことをやる可能性は高いと考えられます。しなければいけないこと(高校生では高校、宿題、勉強等)が一気に少なくなり、自分の時間が増えるからです。

将来のための行動を起こすかどうかというとまた別の問題ですが、少なくとも「行動力がなく何もしない」という状態にはなりにくいです。



一方、学校のことをやり、その他はテレビやゲーム等の娯楽にだけ時間を使う高校生の場合、ある意味我慢するのが当たり前になっているので、高校生活はそれほど苦には感じなかったり、学校で問題を起こしたりぜず、周囲に対して当たり障りのない印象を与えている場合が多いです。

こういった高校生の場合、大学に上がって自分の時間が増えて自由度が高まっても、自ら社会と関わろうとする行動に出られないことがあります。


これまでそういったことを考えたことすらなく、「周囲から言われたことだけやって、あとは遊んで時間をつぶす」ことしか考えられなくなっているからです。


私も大学に上がって間もない頃は、大学・部活・サークル・アルバイトで一週間とても忙しく動いていました。その忙しさに満足感があり、「今できることは全部やっている」という自信がありました。この行動の中に、自分の将来を考えた行動は一切ないにも関わらず、それに疑問すら持ちませんでした。


自分から動けない人は、動ける人に振り回される覚悟を決める


大学入学当初の私のように、自分のやりたいことがわからず、またそれに疑問を持たず、将来のために時間を使わない人が、急にこれまでと異なった行動をとろうとしても、なかなか難しいことが多いです。

「わからない、こわい」・「やっても意味ない」・「面倒くさい」・「勉強や部活で忙しい」等、行動しない言い訳はいくらでも出てきます。

しかし、この言い訳を続けて他の人と違う行動をとらなければ、それだけ就活で周囲と差がつけられず、特徴のないつまらない人間になっていってしまいます。


こういった行動できない私が、行動できるようになった一つの方法は、

「行動力のある人についていく」と覚悟を決めること

です。


お話していてとても楽しい方、いつもエネルギッシュな方、お話しているだけでやる気が高まる方等、周囲で行動力のある人を一人決めて、その方の誘いにはすべてOKするという方法です。


これによって、自ら動くことはできなくても、その人が動く時は自分も動かざるを得なくなります。こうすることで、自分そのものに行動力がなくても、外部での経験や情報が得られるようになります。


いきなり自分から行動するのは難しくても、「この人には振り回される」と自分と約束し、自分との約束が守れれば、行動力のある人と同じだけの行動力をもらうことができます。


「自分との約束を守る力」は、高校の環境によっては身につかない場合もあるかもしれません。

大学受験を「自分との約束を守る力を養う機会」と捉えている場こそがパラリアです。

●まとめ:行動力がない人が行動力を得る一つの方法
振り回される人を決めること。「この人の誘いには乗る」と約束すること。

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