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パラリアの三次会【土曜日更新】

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パラリアCEO浅見、東大前校の木元・オギタが「二次会」のノリで、ときに真面目にときにだらりと語り合う、「パラリアの二次会」で出てきたわかりづらい用語を解説したり、気になったところ…
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パラリアの二次会 第22夜 これまでとこれからの「日本社会のしくみ」 の解説

おはようございます。パラリアの二次会の解説も、いよいよ22回目です。 音声はこちら 【内容の解説】 今回は、小熊英二(用語解説参照)の著作、『日本社会のしくみ』について、話を進めています。  この本の中では、現代日本の雇用状況は、3種類に分けられると言われています。 ①大企業型は、大都市近郊に住むサラリーマンで、収入はそれなりに多いものの、子供の教育にお金をかけたり何なりとおかなげかかります。 ②地元型は、地元での密なネットワークがあり、近隣住民や親戚との助け合いが見られ

パラリアの二次会、第16夜の解説

おはようございます。今回は、第16夜の解説です。 アーレントという思想家の話が後半の軸になるので、一見難しそうですが、音声中でもしっかり説明されるので、安心して聞けると思います。 また二次会の中では短めなので、聞きやすいと思います。 【内容の紹介】 今回は、序盤で1対1の教育、つまり家庭教師が質的に良いという話から始まり、塾の形式が、集団授業、映像授業、個別指導、自習と展開していったことについて話しています。  後半は、塾は社会で生きていくこととつながっている(学習塾

パラリアの3次会 第11夜

おはようございます。パラリアの二次会、第11夜の解説記事です。 音声はこちらで聞けます。 なお、「パラリアの二次会」マガジンで更新の順序がずれていますが、「三次会」の方は正規の順番で進めていくつもりです。 【内容の紹介】 今回は、投資家の瀧本哲史氏(リンクは今回の話と関連するインタヴューです)が亡くなったとの報を受けて、彼の仕事から教育を検討します。 彼は、コモディティ化(取り替えが効く様になってしまうこと)を回避せよと主張しています。他の人と取り替えが効いてしまうと、

第5夜 パラリアの3次会

前回までのあらすじ前回まででは、「教育とは何か」という本質的な問いから始まって、社会論を視野に入れつつその歴史を追っていきました。今回は打って変わって、「勉強のコツ」という身近なテーマについ て、ざっくばらんに語ります(この記事では、便宜上音声の時系列は無視してまとめてみようと思います)。 勉強法は人それぞれまず第一に「これをやれば絶対OK!」あるいは「これをやらないと絶対落ちる!」という勉強法 はありません。なぜなら、能力、経歴、性格は人それぞれ違うからです。万人に当て