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【パラナビコラム】 心を動かすプレゼン力について

みなさんこんにちは!パラナビメンバーの寺林です。
昨日は初のウェビナー「#パラキャリ食堂」を開催しました!(ご参加いただいたみなさま、ありがとうございます!)
そこでは「自分自身が楽しいことが一番大事!」「私は日本を変えていきたい!」「組織が私を変えるのではなく、その組織で私がなにをするかだ」などの熱いメッセージが交わされていましたが、その様子に心を動かされた方もいたのでは?と思います。
それはきっと、自分にはない視点であったり、想いに共感したという部分もあるかと思いますが、私が3人を見ていて感じたのは、そのプレゼン力の高さにありました。
ただただ会話を繰り広げているように見えたかもしれませんが、一人一人が、「聴き手」に寄り添って自分の意見を伝えていました。もちろん私論を言うわけですが、それが独りよがりなものではなく、相手に伝えることに重きをおいていたからこそ私達視聴者に伝わってきたのだと考えています。
岡部さんからあった「ハイコンテクスト」「ローコンテクスト」という話にも少し繋がりますが、「伝えたつもりでも相手に伝わっていなければ、それは伝えていないのと一緒」。なので、昨日のウェビナーは伝わったということを踏まえると、成功だったといえると思います。
さて本題です。今日はそんな、相手にきちんと伝わり、心が動かされるプレゼン力についてのお話しをしたいと思います。
まずプレゼンについてですが、みなさん自分には縁遠いものなんて感じてはいないでしょうか?実はプレゼンって普段の生活の中で普通にみんながやっていることです。たとえば、「今日の夜ご飯つくるのお願いしてもいい?」「買い物に付き合ってもらえない?」なんていう会話も、相手に対して自分のしたいこと(=要望)を伝える、大事なプレゼンですよね。
それが通るか通らないかは、伝え方次第なのです。
伝わる伝え方には、色々な法則があると私は考えています。
1、「例えば」のリアリティが大事
プレゼン資料をそのまま読むのはプレゼンではありません。それはただの説明です。資料に書いてあるデータを説明することももちろん大事ですが、事実を伝えただけではプレゼンは通りません。そこで有効なのが「たとえばこんなことが…」という事例を出来るだけ具体的に話すこと。その事例が自分が実際にした経験だと尚良いです。それがもっともリアルであり、その描写が目に浮かびます。百聞は一見に如かずという言葉もありますが、相手に描写を思い浮かばせることが出来れば勝ちです。「あるね、そういうこと」この共感を呼べれば、交渉はうまく進みます。「たとえば」は最も有効なファクトです。
2、手足を動かすのは重要なポイントだけ
よく話をしているときにとにかく手が動くひとがいます。立っているときは前後左右に動いてしまう人も。これは緊張からくるものが多いですが、落ち着きがないように映ってしまいます。「この人緊張してるのかな」「落ち着きないな」と聴き手側の意識がそちらの方向に向かってしまうと、プレゼンへの集中力は即座に途絶え、話が入ってこなくなってしまいます。極力、身振り手振りは「ここが重要なポイント」という時のみに限定することがおすすめです。(結構、訓練が必要です)
3、一人だけ味方をつくる
プレゼンの相手が複数の場合、色々なタイプの人がいます。人が話しているにもかかわらずずっとパソコンとにらめっこしている人、眠そうな人、怪訝な顔つきの人…。その中でも一人だけ、その場で味方を作る努力をしましょう。味方を作るには、まずは視線を合わせること。視線を合わせることに成功したら最初は一瞬だけだったのを、次は一秒、二秒と違和感が生じない程度に長くしていく。そのあとに笑顔を向けて、笑顔で返してもらえたらその人は味方になります。味方をつくると、プレゼンは怖くなくなる。すると自然な、自分の言葉で伝えられるプレゼンになります。
私は営業職に就いて気づけば7年が経とうとしています。ものすごく脳みそに汗をかく仕事で、相手の表情や空気を察知し何を考えているか先を読み、人によって伝え方を変え、ロジカルに論破する力もある意味で必要です。
そこで培ったプレゼン力は本当に色々なシーンで使えるので、自分なりに身に着けていてよかったなと感じます(特に恋愛面で使えたなと思っています(笑))。
まだまだご紹介しきれない、自分なりの法則がありますが、また次回にでも…。
もしもっと知りたいという方にはこの本がおすすめですので、よかったら見てみてくださいね^^
「チャンスをつかむプレゼン塾」
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