29_呼吸不全・心不全【救急救命士国家試験対策】
国家試験定期試験出題内容のまとめ
【呼吸不全・心不全】
1. 呼吸不全
呼吸不全の定義: 肺でのガス交換障害により組織が正常に機能できない状態。
急性呼吸不全: 発症1ヶ月以内。
慢性呼吸不全: 1ヶ月以上持続。
低酸素血症: PaO2が60mmHg以下。原因は低換気、肺障害、酸素消費の増大。
高二酸化炭素血症: PaCO2が46mmHg以上。肺胞低換気、死腔換気の増加、CO2産生の増加が原因。
CO2ナルコーシス: 高二酸化炭素血症により意識障害をきたす状態