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家族の在り方の多様化~障がい児を育てる家庭~②

岡山市の担当課の推薦で、「岡山市女性活躍推進協議会」の委員の一人として、女性活躍を推進するために必要な情報を共有するとともに、地域における女性活躍を推進する取組について協議する場に参加させていただいています。

平成29年の立ち上げ当初より、意見交換をしたり、当事者としての声をお届けしたりしながら、岡山市の男女共同参画の施策について協議してきました。

誰もが平等に自分らしく生きる機会を得て、豊かな人生を過ごせたらいいね!という目標の下、男性よりも女性の方がその機会を持てない現状を変えていこう!という施策に対して、いろいろ意見を言う場です。

大きくは女性と男性に分けられますが、ジェンダーレス、ダイバーシティの視点から考えると、細かくなります。でも、それをしてこその「誰もが」です。

コロナ禍で、「女性の貧困」のための支援として、非正規雇用者の支援が進んでいます。非正規雇用者の失業が増え、退職を余儀なくされたり、正規雇用してもらえなかったり、思ったような職に就けない現状があるそうです。(担当課が大規模アンケート集計中です)

どんな女性なのか?を細分化しないと、具体的な支援策は打ち出せないのではないかと思うのです。

本日まさに会議があり、そのことを発言させていただきました。障がい児を持つ多くの母親は、正規雇用で働きたくても働けません。
働けたらラッキー、でも、非正規雇用でしか働けない事情があります。子どもの介護や教育のために、時間と場所の制限があるからです。

岡山市が本年度から実施している支援事業は、コロナ禍で非正規雇用者が退職し、今後正規(正社員)に雇ってもらえるように、スキルアップを図るためのマインドチェンジのセミナーを実施するものです。女性の貧困を減らすために。

自分がお金を払ってくれる人(雇い主の企業やお客様)にとって必要とされる人財にならなければいけないのは、コロナとは関係ないと思います。外的要因のために働きたくても働けない人を支援する事業にしてほしいです。

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