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子どもの貧困はつまり、親の貧困です。

何らかの理由で、正規の職に就けない、または、就いてはいるが給与が少ない現象が起きているのですが、その原因は、多種多様です。

そのため、支援の幅も広く、ピンポイントで支援が行き届かない現状があります。

正規(正社員として)の職に就けない理由

✓本人の体調不良
✓親の介護
✓子どもの介護(障害や体調不良など)
✓資格や経験不足
✓企業に必要とされない

✓本人が望まない

など。

それぞれの理由によって、支援が異なります。

とにかく生活を維持するためにはお金が必要となります。すぐには仕事を見つけられない場合は、最低限の生活が営めるよう、毎月決まった金額をいただける支援があります。最低生活費額は、住んでいる地域や家族の構成・年齢によって額が変わります。

ただし、いくつかクリアしなければならない受給条件があります。

【資産の条件】
土地や家などの不動産
車やバイク
貯金や株、生命保険などの有価証券
身の回りの高級品

を持っていないことです。
それらがあるなら、まずはそれを売ってお金に換えましょう、ということです。ただし、売っても価値があまりないものは持っていてもかまいません。

また、3親等以内の親戚には生活を支援する義務があるため、全員に支援の意思を尋ねる必要があります。まずは、血縁関係者に支援を求めましょう、ということです。(※ただし断られることが多いそうです)

そして、生活保護費を借金の返済には使えないので、借金も整理する必要があります。

諸々の条件をクリアしてようやく申請可能となります。

車や家など資産が持てない、ローンやクレジットカードが持てないなどの不自由さはありますが、場合によっては、働くよりも高い金額をもらえることもあるようです。

働けないのであれば、生活保護を受ければ生活はできると思います。

資格や経験不足、企業に必要とされない

人手不足の職種があり、資格を取るサポートもしてくれる企業もあります。特に、介護、建築関係は長い間人手不足です。

仕事が向いていない、できない、とブレーキをかけていては、支援のしようがありません。長く働き続けるためにも、そのマインドをリセットして、肯定的に仕事を探すと必ず見つかります。

仕事を探すための支援機関はたくさんあります。
ハローワーク、派遣会社、民間の就労支援機関、自治体の福祉課・子育て支援課などに足を運び、仕事を探す努力をします。

お金と就労のための支援は機能しているはずです。



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