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働くママのための障がい児の預け先

ほとんどの場合、子どものお世話は母親が中心です。その母親が働こうとするとき、その準備として、まず、一番重要なのが、母親に代わって子どものお世話をしてくれる人です。

一般的な保育園や幼稚園は受け入れてくれません。

保育園や幼稚園は、子どもの成長や教育のための施設です。
団体生活で、社会性を学びます。集団行動を経験します。
そして、保育園は、働く親たちのための施設でもあります。
働く親の代わりに、保育をしてくれます。

障がいの有無にかかわらず、平等にそういう場は与えられてはいますが、決して公平ではありません。
障がいによっては受け入れてもらえない可能性もありますし、障がい児の定員も多くはないからです。

自治体は、障がい児の受け入れ可能な園の一覧をホームページやチラシなどで公開しています。そこから情報を得て、自力で、現在の様子や定員について尋ねます。

入園可能か?
どのようなサポートがあれば子どもにとって落ち着くのか?
特性に対応してもらえるのか?

などなどを直接園に尋ねます。
(原則として、自治体は保育園や幼稚園を一緒に探してはくれません。)

そして、障がい児の中でも、園を選ぶ際に選択肢が極端に狭くなるのが「医療的ケアが必要な子どもたち」です。
医療機器が必要
医療行為が必要

大がかりな機器は必要ではなく、機器が停止してもすぐに命に係わるようなケアは必要ない場合でも、在園中、代わりにケアをできる人材がいない場合は、受け入れてもらえません。

子どもを安心して預けることができない=働けない
子どもを預けてまで働こうとは思わない=働かない

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