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恋と憧れ|短歌


なんつーか、恋より月だね。見上げればあなたがくれた欠けた灰色


君の名を私の好きな本屋にて見かけるたびに好きが滲むよ


手を握れなくても髪を触れなくても。そこにいるだけでいいよ。


文明はぼくらがLINEするために栄えたんだね、おやすみなさい


誰も見ていなかったとしても君は星だよ
(iPhoneから送信)


明日(あす)の朝起きたら恋が途切れてて君を忘れて朝ごはんかも


もし僕が大工だったら絶対に君を祀った神社をつくる


いくつもの道路を渡って信号を待ってあなたに「会いたかったよ」


あなたの歌集を棚にしまうときそれはとっても生活みたい

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