【改名手続き】ある程度すすめたら、「えいやあ」も必要
1.「改名手続き」するところ多すぎ。
手術や裁判が済み、無事に「名前の変更・性別の変更」が完了したあとの話です。
いたるところで「改名手続き」を取る必要があります。
職場、大学、学校、親族、銀行、証券会社、カード会社、ローン会社、保険会社、法務局、裁判所、病院、公的機関、⋯多すぎですね。
職場、大学、学校、親族などは、慎重にやるべきですが、ほかのものに関しては、「えいやあ」と、勢いでやってしまう必要があるかなあと感じました。
2.性別変更に6か月くらいかけるなら、後半は「えいやあ」で。
私は「名前変更」、すなわちカミングアウトをだいたい6か月くらいかけて、慎重に行いました。が、ある程度「成功」実績を積み重ねているうちに、「面倒くさい、もういいよ⋯」となってきます苦笑
正直、不要なカミングアウトになってしまうのは避けたいですし、この世に自分の「ジェンダー」のことを知る人は、一人でも少なくしたいです。
ただ、慎重に進めれば進めるほど、銀行やカード会社などの「慣れて無さ」にイラっと来てしまいます。悪気がない分、なおさらと言いますか苦笑。「多数派は経験しない苦難を負っている」と思うと、みじめな気持ちになるんですね苦笑。
正直、かなりストレスが溜まりますので、銀行やカード会社などについては、「もう、どうとでもなれ!」と割り切って、一気にまとめて済ませてしまう必要があると思います。
3.「気にしない」メンタルも必要。
これは、私が主張する、「性別移行を済ませる前に、銀行やカード会社への信用を積み重ねておこう」というのと、矛盾しそうです。が、「もう、どうとでもなれ!」と一気に進めないと、結構精神的にしんどいです。
もちろん、最初から「えいやあ」は危険です。あなたのパス度が低かったり、周囲の理解が低い場合、一気に全てを失う可能性があるからです。
が、ある程度「お、なんか大丈夫なんじゃないか?」と思ったら、多少「自分の性別変更の事実」が知られてしまうのには、目をつむってしまった方がいいかもしれないということです。
たぶん、あなたの名前自体は、覚えられてしまうこともないでしょう。
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