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2023年 K-POP 楽曲大賞 〜③カバー・衣装・コンテンツ〜

その②の続きです。

※部門内は順不同です。


▫️今年のカバー

・tripleS NaKyoung 「Boy’s a liar Pt.2」

ナギョンのPinkpanthelessカバー!
アイスピースのラップも完璧にカバー、ナギョンの声質がよく活きるフロウになってると思います。
ナギョンの声、本当に好きです。
原曲が好きでよく聞いていたので、このカバーは私得な動画でした。
ボーカルとラップのスキル、キム姉妹さすがだよ!


・PURPLE KISS Chaein 「3D」

インスタのリールとTikTokだけじゃ勿体無い!本格的にカバーして動画にしてほしいぐらいクオリティーが高くてびっくりした動画。

ジャックハーロウのラップパートはリリックを書き直して自己流にアレンジ。
パプキって本当に歌とラップが上手い子しかいないな…と改めて強く感じました。さすがRBW。
正直パプキはスワンとゴウンのボーカル印象が強かったので、今までチェインがこんなに綺麗な声で歌が上手いことに気付きませんでした。
この動画はインスタでは100万回以上再生されており、他と比べても多く再生されています。
原曲が有名なことは言うまでもないですが、この動画でチェインの声の良さに気付いた人も多いのでは。コメント欄でもたくさんの賞賛の声が書き込みされています。




▫️今年のユニークパフォーマンス

・BTS Jung Kook「Seven」@ 人気歌謡

「レジェンドアンコール」としてまた一つの歴史を作ったアンコール動画。

ジョングクが「Seven」で韓国音楽番組に出演したのは、この人気歌謡のみ。
英米を中心とした海外市場を狙った英語曲であったため、元々韓国で活動する予定はありませんでした。海外活動を終えて帰国後、本人の意向で急遽出演が決まった本番組。
本人はまさか1位になるとは思ってもいなかったようで、相当驚いた反応で1位を授与されていました。

話題になったのはその後アンコールステージ。
アンコールステージと言えば生歌なことが有名ですが、「踊りながら歌がこんなに上手いの?」「口から音源とはこのことだ」と視聴していたアミ以外の韓国K-POPファンの間で話題になりました。
アミからすれば踊りながらの生歌も完璧なジョングクを何度も見てきているのでさほど話題性があるとは思っていませんでしたが、アミではない人からすると相当驚くものがあったようで、反応が新鮮でとても面白かったですね。
思わぬところでバズった良い例。
ファンではない人から見てもジョングクの生歌は本当に上手いんだなと、改めて気付かされるものもありました。

2023年最も売れた曲の一つである「Seven」。今まで頑なにUKG/2stepに触れてこなかったバンタンがようやく…!!という嬉しさに浸った夏も思い出です。
ティーザーのさらに前に出たキャンペーンビハインド動画のバックに流れている音源がどうもUKGにしか聞こえず、一人密かに悶えていたのも懐かしいですね。


・BTS V & Jung Kook 「NewJeans Challenge」

いよいよBTSとNewJeansのコラボが実現しました。

ニュジPDであるミンヒジンにソロアルバムのプロデュースを頼んだテヒョン、「Ditto」好きを公言してWeverseライブで何度もニュジの歌を歌っていたジョングク。それぞれニュジとの縁があり、ついにコラボが実現しました。
2人にはずっとニュジを踊ってほしいと思っていたので、実現した時は本当に嬉しかったですね。

テヒョンはあまりの馴染み具合から「NewJeans 6人目のメンバー」、ジョングクはイメージ動物が同じことから「Bunnies 先輩」などユーモアあるコメントが多くて微笑ましいコラボになりました。
このチャレンジはTikTokやインスタリール・YouTubeで投稿されていますが、どこも再生数が飛び抜けており数千万回単位で再生されています。
世界的にも需要が高かったコラボの一つ。


・BTS V 「Slow Dancing」@ M countdown

まさかアイドルの愛犬が音楽番組に出るなんて、誰が想像したよ?

前代未聞、犬参加の許可が降りちゃうのもさすが世界のBTS。
普段バンタンには興味のない非ファンからも話題になりました。
「こんなに飼い主と犬が似ることあるんだ」なんて意見も見ましたね。

大勢多数に囲まれて大きな音と照明が流れるステージで大人しく待ってる姿が本当に可愛らしい。
途中ヨンタンの顔が抜かれるのも、飼い主の後ろにくっ付く姿も、動きが一つ一つ愛らしくてため息を出さずにいられません。
猫派の私もこの可愛らしさにはやられました。

犬チッケムという新しい概念を生んだのも思わず笑ってしまいます。しかも再生数もなかなか。
分かるよ、可愛いもんね。

しかもこのヨンタンに影響されて、Crushも愛犬連れて音楽番組出ていてますます笑っちゃいました。犬同行して歌うの良いね。次は誰の愛犬が出てくるでしょうか




▫️今年の衣装

・RIIZE @ MMA

男版PAPARAZZI!!
ただのスーツかと思いきや、途中でジャケットを脱ぎ衣装チェンジ。
手袋弱いオタク多いよね〜!!!

しかも歌う曲が「Talk Saxy」なの狙ってるな〜と思いました。
あちこちで曲調が旧K-POPだと言われてきた曲でこの衣装なの、懐古厨のツボ押さえすぎでは。
少女時代で歴史を積んできたK-POPオタクにはたまらんステージでした。
もちろんパフォーマンスそのものもとっても良かったです。


・IVE @ SBS歌謡大典

ウォニョンがツインテールだからでしょ!と言われればそれまでなんですが…、この日のIVEはとにかく衣装が可愛いんです。

白で統一されたお上品なデザイン、ビジューが細かくてフリルのヒダも多く、細かいところまで繊細に作られた衣装。

スタシのヨジャドルは本当に衣装が可愛いです。
宇宙少女も毎回女性らしくて可愛い衣装が多かったので、会社と契約しているスタイリストのセンスが抜群に良いのだと思います。

IVEが韓国女子小中学生の憧れなの、納得しちゃうな。
長身でスタイル抜群の6人が並んでるところはまるでプリキュアみたいだし、女の子の憧れが詰まってるね。




▫️今年のバラエティー

・出張十五夜 × SEVENTEEN

今まで数々の俳優やアイドルとコラボしてきた出張十五夜シリーズ、現段階では最新話になります。
待望のセブチ登場!面白いことが大好きなナPDが嫌いなわけない!相性抜群のコンテンツでした。

とにかく終始面白くて、ずっと笑っていた記憶があります。
出張十五夜の編集って本当に面白い。そこに芸人魂が宿るセブチが加わったらとんでもない。
最初は緊張していたメンバーも時間と共に緊張が解け、普段通り楽しそうにはしゃいでいました。

最後、特典を引けるくじ引きではドギョムが60分の1の確率で「花より青春(旅リアリティー)」を当てる展開に!
(まさか!?)と驚きと絶望を隠せないナPDの顔が印象的でしたね。

無事特典の通りイタリア旅行を獲得し「ナナツアー」という名称でコンテンツ化に成功したSEVENTEENご一行。相当な費用がかかった旅行のようで、ナPDや編集スタッフは相当苦戦した模様。お疲れ様です。


・GOING SEVENTEEN 「Grudge」

毎度設定やストーリーの細かさに驚かせるゴセのサスペンスシリーズ。
今回も凄かった。
どこまでが演技でどこから素の反応なのか分からないところも恐怖感を助長させます。
多くは語りません。おすすめです。
ホラー苦手な人は注意してくださいね。


・AOMG 「Workshop」

MEENOIがAOMGへ電撃加入!
ZICOとのコラボ曲で正式加入をお知らせしたミノイが、AOMG所属アーティストを率いて初めての合同コンテンツを主催しました。

普段はなかなかコンテンツに出てこないメンバーも参加し、事務所内での交流がバラエティーコンテンツで見れたことが貴重で印象に残っています。
最初は少々腰が重かったメンバーも、明るく陽気なミノイに感化されて楽しそうにはしゃぐ姿が微笑ましかったです。
アドリブダンスではアイドル出身のユギョム、イントロクイズではCoogieが意外にも活躍を見せていました。社長の途中参加も身内コンテンツならでは。

ミノイは元々の事務所は違えど過去にAOMGアーティストとの客演や共演はしていたのでほとんど顔見知りですし、全員気楽でラフに楽しんでいたのが良かったですね。


・「ディズニーVlog 」
(NCT ドヨン、ODD  EYE CRICLE キムリプ、(G)I-DLE ミンニ)

渡航制限も全面的に解除され、コロナ禍の反動もあり、1年を通して多くのK-POPアイドルが来日した2023年。
来日ついでにコンテンツを撮るグループも多く、たくさんの日本ブイログに溢れました。
そんな中でも、特にディズニーブイログが目を引きました。舞浜オタクでもある私からすれば最高のコンテンツです。

ドヨンは“THEドヨン“なブイログだった。
活動範囲も狭く、少し動くだけで疲れる低燃費タイプ。
終始テンションが低かったのがドヨンらしくて笑っちゃいました。

一番テンションが上がっていたのが、サムネのビール飲みながらチキンロールを食べていたシーン。
静かな裏のベンチで食べ飲みし、気分が上がって見知らぬゲストに手を振る上がりっぷり。ディズニーあるあるに染まっていて可愛らしかったです。

キムリプは人混み派苦手なタイプかな?
アトラクション派苦手らしく、1つも乗らずフードとショップを軽く堪能して即アウト。その後はドンキで買い物してたところが韓国人あるあるで面白かったです。
マイペースなブイログがキムリプらしい。

ミンニは上2人に比べると一番オーソドックスな楽しみ方をしていました。
まずカチューシャを買って、写真撮って、アトラクションも楽しみながら、食事もパレードもグッズも満遍なく楽しむ充実型。ド定番な楽しみ方がお手本のようでした。
名前に関連してミニーになりきりながらはしゃぐミンニがとても可愛かったです。




▫️今年の現場

・NCT「NCT NATION To The World」

未だに全シズニから幻・夢だったと言われている伝説のコンサート。

NCTでのカムバックと共に全員が勢揃いした全体コンのNCT  NATION。
韓国と日本でたった5公演だけ開かれた公演ですが、後にも先にもこれだけ豪華なメンバーでNCT全体コンをやるのはこの5夜だけなのではと言われるほど、貴重な公演になりました。

正直「BOSS」や「From Home」などの過去曲を生で聞ける機会は今後ないだろうと思っていたので、まさかの全体コン開催は嬉しい朗報でした。
NCT 2020に思い出がある身としては、過去曲が聞けた時は泣きそうになりました。

新アルバムの収録曲も交えながら過去曲も組み合わせ、各グループやユニットの曲も満遍なく。
これまでのNCTの歴史を感じるバランスの良い満点なセットリストでしたね。

私が1番感動したのは、セトリの組み方。
オープニングは初めての完全体だったNCT 2018「Black on Black」でスタート、NCTの始まりである「The 7th Sense」に繋がりNCTの1ページ目が開かれていきます。
前半は(聞かせるパート)として可愛らしい曲やバラードが続き、日落ちする夕刻の空とぴったりな「From Home」で感動的な一幕が終了。
そして二幕のスターターは我らがNCTリーダー テヨンのソロ曲から。ドジョジョンの「Perfume」でさらにボルテージを上げ、(グループゾーン)に突入。
ドリム・威神・イリチルがそれぞれ代表曲を歌い、観客も温まった段階で(ラップゾーン)へ入ります。
最後の追い上げでバギジン → テテン曲(ベビドンとCall D) → Universe → BOSS → RESONANCE のヤバ曲連打で盛り上げは最高潮に。
観客の沸きどころはしっかり抑えつつ、起承転結・情緒のある秀逸なセットリストがとても気持ち良かったです。

残暑どころか夏本番のような蒸し暑い9月の屋外スタジアム、アクセスの悪いスタジアムでのコンサート参加はかなり大変でしたが、今では良い思い出です。
2023年心から参加して良かったコンサートでした。



本賞は以上になります!
長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
かなり偏見や趣向も強く反映された選抜だとは思いますが、大目に見ていただければ幸いです。
毎年部門や書くことが多くなってきており大変な部分もありますが、それだけ良いものに溢れてることは大変良いこと!
2024年も楽しく、明るく、マイペースにオタクしたいと思います。
2024年も素敵な音楽とコンテンツに出会えますように。

この本賞に入り切らなかったものは次の番外編でザッと並べておきます。


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