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田んぼと空とアイデアと私

どうも白湯です。

私は空の写真がとても好きです。以前の記事でも空に少し触れている記事があるので、興味があれば是非読んで見て下さい。

メルカリで空の写真をタダで売ってみた話

https://note.com/paradigmshift_00/n/n44e4c05b7e33


ですが、普通の空よりも好きな空があるんです。

珍しい雲ももちろん好きですが、
違います。
夕方の、地球の端から押し寄せるような大迫力な橙色の空も違います。


地面の水に反射する空」が一番好きなんです。

ウユニ塩湖が一番想像しやすい例でしょうか。

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この写真、実は実家の目の前の田んぼです。
私の実家は、三重県の伊賀市というところにあります。忍者で有名な地域ですね。

他にも、伊賀米がとても上質なお米として有名なんです。JALの機内食にも採用されている事実は、伊賀の人でもあまり知らないかも…

私の家の周りは本当に半径100メートルくらいが田んぼです。田んぼに囲まれた離島のような場所に家が建ってます。

だから幼馴染の家はいつも自転車で300メートル。漫画みたいに窓を開けたらいるわけじゃない。
でも春になったら燕が巣を作りに会いに来てくれます。春限定の幼馴染。

私の地元の田んぼの記憶では、4月〜5月初旬に稲を植えて、5月の中旬に田んぼに水を引きます。

写真の様に、田んぼの水が空を綺麗に反射出来るほど透き通っているのは、水が引かれた後ほんの数週間だけなんです!

稲が成長するにつれ、田んぼは泥水へと変貌します。
絶対に落ちたくない水へと変化を遂げてしまうのです。


水が透き通っている間は、晴天だったら晴天を写す。
夕焼けなら夕焼けをそのまま写す。
雨の日は何も見えないけど…でもそれも良い。

この期間は本当に貴重で、私が大好きな時期。

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こっちの写真も面白いですよね。ここも家の目の前の一本道に出来た水たまり。

あ、この写真、見出しの写真なんです。水たまりの中からお送りしました。

どうやら直前まで雨が降っていて、そして出来た水たまりが空を反射している様子。

こんなにも綺麗に空を写してるなんてほんとに凄くないですか? そういうものでしょうか?

これを見た時、まるで空の欠片が家の前に落ちてきた見たいな感覚になりました。

空のパズルのピースを落としてしまったみたい。

そのまま拾って上げて、もう一度空にはめてあげるから、
お礼に今度の旅行は晴れていてくださいな。

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見上げた空だってもちろん二度と見れない、一期一会の景色かも知れない。

でも田んぼに引いた水に数週間だけ写る空、とか
たまたま出来た水たまりに反射した空、とか

少し時間が経つと汚れてしまう、そんな刹那で切ない空も悪くないですよね。

こういうレアで、つい撮ってしまいたくなる写真には、人の想像力を何だか豊かにしそうな魅力がありますね。

一瞬の閃きや、アイデアは、とても独創的で繊細な思春期。思春期閃き君。

時間が経つと、理性が色んなことを言ってくる。「余計な事しないで」とか、
「恥ずかしいよ」とか、
「それって本当に合ってるの?」とか。

すると、目立ちたくない思春期の閃き君は、段々恥ずかしくなって萎縮していく。

でも自分の意見が言えない閃き君は、もどかしくてノートに書き留めることにした。

私も思春期閃き君と同じ。
だから一瞬の空も、アイデアも、記録に残しておきたい。

そんな事を夜中に閃いた私は、このことをnoteに記録しておこうと思う。







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