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【クラシックカーの動物園 ワクイミュージアム行ってきた!】

クラシックカーの動物園 ワクイミュージアム


 知る人ぞ知る、クラシックカー界のレジェンドの方が文化継承のために土日限定で開いていらっしゃるワクイミュージアムに連れて行っていただきました♪

発端

 発端は、Gravityに遊びにきてくださっていた方と、白洲次郎と小林秀雄トークをしていたときに遊びにきた方とでワイワイ話している中で、共通項がワクイミュージアムに🚘
 2月中に行きたいなって思ってたら、なんとベストタイミングで同じメンバーで行けました。20代前半の時にクラシックカーのイベントに知り合いが出た際にお誘いいただいて、初めて触れてから、永遠の憧れ。


 その方のベントレーミュルザンヌ(!)で渋谷から出発ー!もうこの時点で、芸術品すぎて感動。走りが滑らか。貴重な車で埼玉まで、超感謝です!!

ワクイミュージアム


ワクイミュージムは、歴史がある貴重な車も動くし近くで感じられることが最大の魅力で、魂があり動く生き物であるという意味でなのか、博物館ではなく”動物園”と表現されているらしい。吉田茂のロールスロイスと白洲次郎がイギリスで乗ってたのベントレーがあることでも有名です。(凄い)
 
 座席には、当時のままの革が貼ってあって・・・・すごかった。吉田茂のロールスロイスは、これこそ一国の首相が乗る車だーというオーラ。車が首相を選ぶのか、首相が車を選ぶのか…凄い威厳。リアルで対面してみて、感じるものがありました。

 他にもたくさんのクラシックカーがあって、一つ一つ丁寧にご説明いただいて、すごくびっくりした発見もあったり、かなり初歩的なもので私が知らないものもあったりと。

備忘録に全部メモ

<ロールスロイス編>
・マハラジャが乗ってたロールスロイスは、砂漠の上でエンジン止まるわけにはいかないから、バッテリーの他、マグネットでバックアップがある
・ロールスロイスはロールスが貴族で、警察の後ろを走らなくてはならない赤旗法を変えたことで、スピードが出せるようになった
・ロールスはライト兄弟と仲良しで、ライト兄弟が事故にあった飛行機で彼も絶命した(やっぱり天才同士は交友関係があるのは、どの時代、どの国でもお約束)
・ロイスが1933年に亡くなったタイミングで、ロゴが赤マークから黒マークに
・ロールスロイスの車体先端エンブレムのフライングレディーの姿勢が車によって違う。偉い人、例えばエリザベス女王が乗る車のレディーはひざまづくような姿勢(写真あり)


<一般編?>
・イギリス車は左側からしか乗れなかった。また、砂利道であることから、ブレーキは後輪に
・右手でシフトが扱えるようになっているのは、馬車のむち打ちの名残
・エンジン、シャフト ステアリングなど以外は、馬車のコーチビルダーによって、一枚の金属の板から作られた。(型取りされた木などに打ち付けて?神業)
・フランス ルマンでは、24時間耐久レースがある
・タイヤには、バイアスタイヤと強度が上がったラジアルタイヤがある
特に、エンブレムのレディーの姿勢のストーリーと、ライト兄弟の件が、私の中では痺れました。それより何より、後世に残す文化として、こんなに貴重なものをメンテナンスして、一般に無料で公開してくださる懐の広さに感動しました。ご案内していただいた方もスタッフの方も、とっても素敵でした。愛を感じました。素敵な日曜日をありがとうございます!

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