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言霊〜感情の言葉化〜

この梅雨時期は、メンタル弱い私にとって、一年中で一番キツい時期になります。精神的にも体力的にもドーンと落ち込み、カビのようにじめじめして動けなくなるのです。

それでなくとも、近年自立神経がちゃんと働かず、「天気病」「気象病」とも言われる、雨の日や低気圧に過敏に反応して、その日はベッドととっても仲良しっていうのが当たり前になってしまいました。

で、豆腐メンタルな私でも、感情の整理をしなきゃなぁと、ふと思い自己啓発本なるものに手を出して、色々な方面の本を読み漁りました。

そこでヒットしたのが、今一番気にかかっている汚部屋の整理と、ちょっとでもストレス溜めやすく頭の中でぐるぐる回る感情に対して、mocaさん著書の「お片付けノートで見えてくる!大事なのは「捨てる理由」でした」、江原啓之さん著書の「あなたが危ない」の2冊に、読んでみてすんなり文章が自分に受け入れられるのですよ。

傾倒はしていないものの、ご尊敬申し上げていた江原啓之さんのこの著書は、初めて江原さんの著書に触れたのですが、
「これって、もしかして私に向けて書いてあるの?」
なんていう錯覚すら覚える程の内容で、思わず何度も読み直してしまった位。


あなたが危ない! ――不幸から逃げろ! https://www.amazon.co.jp/dp/4834253325/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_F1HJ2B2CHY0F9PRDDWG0?_encoding=UTF8&psc=1

お片付けノートで見えてくる! 大事なのは「捨てる理由」でした https://www.amazon.co.jp/dp/4074464284/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_HWMV0CNFZ7N10KJA9WR

mocaさんの著書は、今差し迫って必要な、足の踏み場もない部屋だけど、どうやっても片付けられない自分に、気合いを入れていわゆる「断捨離」系の本を何冊か読んだ中で、一番自分に合いそうでしっくりきた1冊でした。

そしてこの2冊に関して、共通することが「紙に書き出して、感情を『言葉化』する」ということだったのです。

江原さんからは、ストレスの感情にも、色々な理由があって「言葉化」することによって、日本人が昔から大事にしていた感性の一つでもある「言霊」によって、客観的に自分を見ることができるとあり、mocaさんからは捨てる物に対して、なんで捨てるのか?という理由づけをして、言葉化するとこによって不要品を自然と選び取れるようになると、まあ大雑把に内容を書くとこういうことなのですが、私にはその方法がとても斬新だったのです。

一見すると、全く理解されないのですが、私もいい歳になってから、初めて「知的障害」があるという事が分かり、今まで生きてきて、とても「生きづらさ」を感じていた部分が、その障害の性質なんだと、自分の取扱説明書を貰ったような気持ちになり、気をつけてはいるものの、その取扱説明書の注意事項は、やはり無意識にもポロリと出てしまって、失敗を重ねて後から落ち込むほど後悔することも多々あるのですが、新たに取り組み始めた「言葉化」することによって、とっ散らかっている感情の一つ一つを客観的に見れて、冷静になれるように少しずつ修正が効くようになってきたのです。

日本人が持つ感性や昔の文化など、とても大好きです。

特に大正生まれの父方の祖父母達と、生まれながらにして三世代同居で生活してきて、季節ごとの習慣や風習を、大事にしていた祖父母達との考え方に、すっかり馴染んでいる私としては、江原さんの話に戻りますが、一度声で発した言葉には「言霊」が宿るという考え方も、すんなり受け入れる土壌があるので、初めて読んでみても、すんなりと理解出来たんです。

古き良き時代で、何事にも不便すぎる位の時代の話でも、今の物資至上主義と完全に入れ替わった現代においては、古臭い考えかも知れないのですが、不自由だからこそ輝いて見える「心の豊かさ」を感じずにはいられませんでした。

今少しずつ始めた新しいやり方の一つとして、感情を言葉化することによって、そのことに魂が宿り、とってもやる気なしのどうしようもない私にも、何だか勇気をもらい、少しずつ「やってみようか?」というパワーを溜めていっているような、気持ちになっているのです。

「自分にとって有効なことは受け入れよう」と、素直に思えたのです。

いつまで続けられるかは、分かりませんがとりあえずやる気があるうちは続けてみようと、少しずつ始めた新しい習慣として、やってみます。

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