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心地よいものを探して。

気が付けば桜が咲いている。コートを着なくても過ごせる暖かで穏やかな日曜日。
冬物のニットやストールを、圧縮袋に入れてクローゼットに仕舞う。今年の冬はとても早く過ぎていった気がする。

窓際に置いている猿恋葦に、黄色のちいさな蕾がついた。花が咲くのを待っている。

ここ数ヶ月は色々あって、仕事での悩みが増えて結構しんどい日々を送っていた。口角炎はまだわたしの口元にいる。

先日病院に行ったら「無理に陽に当たらなくていいよ、陽に当たると疲れちゃうから」と言われた。それがなんだかありがたくて、今日も春の穏やかな天気だけれど、無理して外に出るのはやめた。prime videoで適当に映画やドラマを流しながら、久しぶりにnoteを開く。

春は終わりと始まりの季節。わたしもこれからのことを考えなくてはならない状況にある。
あまり気持ちが急いていないのは、歳を重ねたからかもしれない。

わたしという人間は(これがよいのかどうかは分からないけれど)動けない時は本当にじっとしているが、動く時がきたら動くのだ。そういう自分がいることを、数年かけて知ることができた。だからたぶん、今はじっとしている時期なのだと思う。

春はあまり得意ではないけれど、身につける服が1枚さらに1枚と薄くなってゆくのは、身軽になっていくようでちょっと心地よい。
そういう自分が心地よいものを探していきたい(取り戻していきたい)と思う、今日この頃。

最後までお読みいただき、ありがとうございます! 泣いたり笑ったりしながらゆっくりと進んでいたら、またどこかで会えるかも...。そのときを楽しみにしています。