AKO

人生最後のダイエット公開中。

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マガジン

  • 人生最後のダイエット

    ダイエット難民が辿り着いたthe answerは断食でした。一生涯太らない身体作りを模索するマガジン。

  • 活字中毒者の偏愛読書日記

    心動かされた本のエッセンスをお裾分け。ハマったらしつこい方です。何度も何度も何度も読み返します。

  • 無教養者のアート鑑賞

    美術館という箱に漂う空気感が好きで、足繁く通っています。独断と偏見でアートを語ります。

最近の記事

人は皮膚から癒される-1

衣食住に困らない。映画、音楽、アート、スポーツ、楽しい娯楽がたくさんある。大好きな人に、いつでもどこでも繋がれる。選択肢は無数にあって、自分の人生を自由にデザインしてゆける。 現代の満ち足りた生活。 なのにときどき、行き止まりに来てしまったような、一人ぼっちのような、どうしようもない息苦しさを感じることはないですか? 私はありました。あります。そういうときは波が過ぎるのをじっと待ちます(待ち切れずに手軽な快感に手を出すときもあります)。 我慢できないので自慢してしまい

    • イスラム流 幸せな生き方

      今までぼんやりとイメージしていたイスラム像が、ことごとく覆った。 ×テロや過激なことをする排他的な集団 ○「常識ハズレの親切さ」を持つ人たち ×厳しい戒律に則った禁欲的な生活 ○ハタから見たら日本人よりゆるいかもしれない 特に印象深かったのはイスラム女性の在り方。 女性の抑圧だと見られがちなスカーフを巻く習慣や、あらゆる場所なされる男女隔離は、実は女性を保護するためのもの。イスラム社会で男女の待遇に差があるのは事実。でもそれは女性蔑視ではなくて、女性を優遇する社会だか

      • マチネの終わりに

        こんなにのめり込んだ小説は久しぶり。一語一句取り零したくなくて、舐めるように読んだ。登場人物の口を借りて出る著者の言葉がいちいち胸に刺さる。息苦しさを感じた。でも読んだ。一度読んで、すぐにもう一度読み始めた。 すごい熱量でこの本と対話したから、30冊くらい読んだような気分。 読書が好きなのはどうして?「マチネの終わりに」の主人公2人にはそれぞれ実在のモデルがいるが、作者曰く、2人の現実に差し障りのない程度に設定を変更している。 というのも、 彼らの生を暴露することが目

        ¥100
        • 映画、文学、写真よりも絵の優れているところ

          メッセージ性が強すぎないところ。曖昧さを残してくれるところ。 だけど、主観が多分に含まれているところ。 どんな構図なのか、平面的か立体的か時空間が歪んでいるのか?どんな色使いなのか、水彩か油彩か墨か色鉛筆か? その人自身の世界が見れるんだよ。すごいことだ。 ピカソのフィルターを通して世界が見られるんだよ。フェルメールだって、モネだって、ゴッホだって。 主観的な世界を目の前に出されているのに、それだからこそ、解釈の曖昧さが残る。この矛盾が面白いんだよね。 一度だけ絵

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