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お料理のこと。

最近の私の記事は太郎君絡みが多く…  
何だかエロに偏り過ぎてる気がします。

これはいかん。
これではただの欲求不満な中年女と誤解されてしまう。。。

…てなわけで、今日は私の好きなお料理の事を書きたいと思います🎵



私の母は何処にでもいる普通のオバチャンで、いつも台所に居る人でした。

料理本に載るような特別な物やお洒落な物ではないけれど、いわゆる田舎料理やおふくろの味と言われる料理を、ササっと、適当に、でも物凄く美味しく作ってくれる料理上手な人でした。

私はそれを当たり前だと思っていたけれど

お正月には手作りおせちを作り
節分には恵方巻きを山ほど巻き
毎日糠床を混ぜてぬか漬けを漬け
季節毎に梅干しやらっきょう、金柑などを漬け
運動会には太巻きといなり寿司入りの立派な3段お重のお弁当を作ってくれ
お彼岸にはおはぎを、桜の季節には桜餅を作り…

母の姿というと、そうやって梅や栗の下準備をしたり遅くまで小豆を炊いてたりと何かしら台所に居て作業をしていた姿を思い出します。

そんな母を見ていて料理に興味を持った私は、見よう見まねで料理を作るようになりました。

子供が作るたいして美味しくもないであろう料理でも『美味しい!凄いね〜!』と毎回大袈裟なほどに褒めてくれるのが嬉しくて、コーヒーゼリーやクッキーなどの簡単なお菓子をよく作っていました。


高校を出てすぐに一人暮らしを始めた私は節約の為にも常に自炊していました。

その当時に付き合っていた年下の貧乏大学生や、貧乏フリーターの彼氏が泊まりに来た時は、お鍋だったりカレーだったりを作ってあげてたっけな〜
“質より量”だったからたいした料理は出来なくても『美味い。美味い』とモリモリ食べてくれる姿を見てるのが嬉しかった( ´ ▽ ` )

その後、いつの間にか私の部屋に転がり込み、初めて同棲した彼氏は私のバイト先の居酒屋の料理人、兼、店長でした。

今までは、たまに泊まりに来る彼氏に気まぐれで料理を作る程度だったのが、同棲となるとほぼ毎日の事になるのでレパートリーも広げなくてはならないし、料理人とゆう彼の職業もあって、ちゃんとした料理を作りたい。少しでも美味しい料理を作りたい。
そんな思いから私は初めて料理本を買いました。

からこれ20年近く使っているこの本もかなり年季が入って来ましたがw     この本を見ながら料理の基本を知り色んなメニューを作りました。

彼は多くの料理人さんと同じく家では全く料理をしない人でした。
私は毎日『美味しいかな? 彼の口に合うかな?』とドキドキしながら料理を作り、そんな自分の不安を和らげたくて

『ねぇ、美味しい?』と聞いてしまうのですが

ある日、いつものように
『どう?美味しい?』と食べてる途中の彼に聞くと

『そうやって、美味しい?とか聞くもんじゃないよ。
美味しいと思うからこうして今も食べてるんだし、もし美味しくなかったら食べずに残すだけなんだから』

そう言われたんです。
あれはとても悲しかった…

料理人の彼にしたら、それは正しい事なのかもしれないけど…

私は料理人でも何でもない。
それどころか別に結婚してる訳でもないから私が料理を作る義務もない。

それでも私が彼の為に料理を作るのはいわばボランティアみたいなものだ。

普段、仕事で料理ばかりしてる彼だから家では何もせずに居させてあげたい…
その上で美味しいご飯を食べさせてあげたい…

私はただ

『美味しい』
って一言が欲しかっただけなんだけどなぁ…

その彼とは2年弱付き合っていたけれど、結局その一言が頭から離れずその後暫くして別れました。


それからまた何やかんやあり…
今の旦那さんと知り合って付き合い出しました。

初めて私の部屋に旦那さんがお泊まりした翌日。10時過ぎくらいに2人共やっと起き出して、旦那さんの為に初めて作った料理はオムライスでした。

寝起きのオムライス✨笑

きっと私の事だから玉子の上にはケチャップで『大好き』だとか『♡』マークとか書いたんだろうなwww

旦那さんは、そんなオムライスをニコニコでパクパク食べてくれて

『あぁ〜美味かった! パピコちゃんご馳走様!!』

と満点の笑顔で笑ってくれた✨
あの時の50歳のオッサンの笑顔が今でも忘れられない( ´ ▽ ` )w


…でもね。後から
『実はオムライスは苦手です(~_~;) ごめんなさい!!』

と告白されたのでw
あれ以来、旦那さんはオムライス食べてませんw


その後も、私がコロッケを作った時。
私の両親の思い出話で…

『うちのお父さんとお母さんがまだ新婚だった時にお母さんがコロッケを作ったらさ、お父さんたら美味い!美味い!ってコロッケ7個も食べたんだってw   凄いよね〜』という話をしたら

『じゃあ俺は8個食べる!』

と張り切ってw 本当にコロッケ8個食べちゃったのです!
でもでも既に50歳の体にはコロッケ8個は重過ぎて…
案の定、胃もたれでその日は動けずw
それからはコロッケ作っても2個しか食べなくなりましたw

旦那さんと結婚してからは毎日の晩酌用に酒のあてになるツマミや一品料理を作る事が多くなり、毎日刺身を食べる旦那さんの為に、鯵、鰯、イカ、鯛くらいの魚は捌けるようにもなりました。パックを買うより新鮮だし経済的だしね🎵


子供が出来てからは
唐揚げ、ハンバーグ、カツ丼、グラタン、等々。揚げ物やガッツリしたメニューの子供用と

魚、野菜、豆腐がメインの和食メニューの旦那さん用
との2種類を作る毎日です。

正直少し面倒臭くはありますが、これまたやっぱり『美味しい!美味しい!』と食べてくれる子供達や
『パピコちゃんの手料理で呑む酒が1番旨い』
と言ってくれる旦那さんを見てるとそれだけで幸せな気持ちになるので、多少面倒臭くてもママは頑張ってしまうのですw



後ですね。。

ここ最近は太郎君とのデートの時に持って行くお弁当作りも加わりまして(*´꒳`*)💕

ご飯を混ぜご飯にしたり、炊き込みご飯にしたり、おこわにしてみたり…
おかずはメインの他に揚げ物を一品、煮物を一品、サラダ系を一品…
毎回メニューを考えるのが楽しいのです🎵

今はキッチンの付いてるラブホもあるらしいので、いつかは一緒にお料理もしてみたいな〜

やっぱ、その時は裸にエプロンだよな〜
王道だもん。そこは外せないわ〜
それなら揚げ物は危険だから出来ないわ〜 

え? じゃあ油はねを避けるなら割烹着しかないってこと?!
裸に割烹着…
割烹着で太郎君は興奮してくれるのかしら??


…とかねwww
夢と妄想は何処までも膨らむのですw


大切な人達を私の作った料理でお腹いっぱいにしてあげたい✨
美味しい料理で心も身体も満たしてあげたい✨

料理は人を幸せに出来ると思っています。
そして、それを作った人も幸せになれる。

だから私は今日も明日も明後日も…
毎日台所に立ち、大好きな人の為にせっせと料理を作るのです🎵

お母さんと同じように(*´ー`*)✨



さぁ。明日は何を作ろうかな〜🎵



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