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golchiki
ハテナ顔との遭遇が辛い!
話すことが苦手だ。詳細に言うと不意に投げかけられた質問に対して、思い浮かんだことを瞬時に脳内で構造化して、口に出すことが苦手だ。だからよくカオナシの様にどもってしまうし、話の着地点を見失ってしまう。
そんな私の仕事で辛い瞬間第1位はハテナ顔との遭遇だ。
少し下がる眉と目尻、気持ち傾く首、上がる口角。絶対『こいつ何言ってるか全然分かんねぇ』って思ってるだろうなと一目でわかるあの顔!!!
その顔に気づいた瞬間、PC不調のせいにしてGoogleMeetの退出ボタンを連打したくなる気持ちに駆られる。そして不幸なことにハテナ顔の存在に気づくのはいつだって話してる最中なのだ。
ヤバい、脱輪している!と気づいた時には、見切り発車で話し始めるんじゃなかったと後悔してももう遅い。目の前の上司はハテナ顔で、ハンドルはもう回せない。
でもそれに気付いたからとて変なところで止められない。とりあえずどうにか停車させなければと更地っぽい場所へなんとかたどり着き、急ブレーキをかける。『〜ですっ!』と長ったらしい文章をいきなりブツリと叩き斬る。
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『それって要するに、〇〇ってこと?』
あーやっぱり伝わってない!すいません!
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言葉を発する時、脳は様々なプロセスを経ていて、その得手不得手は人によって異なる。私の場合、多分理解した事柄については人より上手く伝えられる。しかし全体像をきちんと理解しないと支離滅裂な言葉しか使えないし、理解がトロい。表現力は高めだが構造力が低い。
悲しいことにビジネスの場で求められるのは、圧倒的に後者だ。苦手分野ではあるが、ハテナ顔回避のために頑張ってみるか。
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