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沖縄旅行

に行ってきました。


1日目

那覇空港に到着し、飛行機を降りたすぐの所でさっそく沖縄っぽい魚達がお出迎えしてくれました。

公園の概念について考えさせられる1枚


写真には収まっていませんが、下の方にはチンアナゴがいて、そのチンアナゴを見た少年が「見てー!ちんちんみたーい!!」
と大きな声で叫んでいて、お母さんに怒られていました。

僕もチンアナゴを見て同じ感想を抱いたので、同じ声量で同じ発言をしようとしたら、友達に「やめろ!お前は成人だ!」と怒られてしまいました。

たぶん反町隆史もこんな不条理に遭い、
名曲『POISON〜言いたいことも言えないこんな世の中は〜』を作ったのだと思います。



宿に荷物を置くとすぐに、僕達は飲み屋街へ繰り出しました。

やっぱオリオンビールは最高ですね。

というより、ビールは最高ですね。
僕はビールが大好きですが、どのメーカーのどれが美味しいとかは正直分かりません。
目隠しして利きビールとかやってみたいけど、どうせ1つも正解しないと思います。
このオリオンビールの中身がイオンオリジナルブランドの安い発泡酒とかだったとしてもたぶん気付きません。
全てはニュアンスで楽しんでいるだけです。

海ぶどうめちゃくちゃ好きなんですよね。

なんか、高画質の海ぶどうってちょっとエロいですね。
モザイクかけた方が良かったでしょうか。


毎回「言うとすれば海マスカットだろ」とは思ってしまいます。
もっと言うと、海ぶどうというネーミングは「楽をし過ぎだろ」と思っています。
まあ、海の豚と漢字をあれがわれたイルカよりはマシでしょうか。

そんなことを考えていると、テーブルに豚の絵が描かれていたことに気付きました。
思考を先読みされていたみたいで不快です。

よく見ると顔と左手だけが豚で怖いです。



結局この日は、せんべろ系の飲み屋を3軒くらい回って飲み倒しました。
泡盛とかあまり好きじゃなかった気がするのですが、こういう雰囲気のある所で飲むと美味しく感じますね。
やはり全てはニュアンスです。


沖縄色を全面に押し出したセブンイレブン

友達と「明日はスパムと卵のおにぎり食べたいな〜!」なんて話をしながら宿に向かって歩いていると、途中コンビニがあったのでコンビニに寄り、そこで僕はスパム卵おにぎりを買いました。
それを見た友達は、
「明日まで我慢できなくてコンビニで買っちゃうの1番ダサいから!食べるのやめろ!!」
と、またしても怒りました。

食べたい物も食べられないこんな世の中じゃ
Potama です。

結局、次の日もポータマという店のスパム卵おにぎりを食べました。




2日目

この日の昼食はタコスにしました。

ちなみに、僕達は旅行だからと言って早起きとかは基本しないタイプの集団です。
眠いとか、だるいとか、そういう感情を持ちながら旅行したくないんです。
無理にキャパシティを広げることなく、限りあるキャパシティの中で楽しみたいと思っている人しかここにはいません。

そんなこんなで11時くらいに起床して、のそのそとやって来たのがタコス専門店のメキシコというお店でした。

この外装を見て、「いや!メキシコやなくてハンガリーの国旗やないかい!!」
と大声でツッコミましたが、ハンガリーでもありませんでした。

ハンガリー国旗



店の目の前で赤っ恥を書いてしまった僕は、
「間違えた!
ほな、ブルガリア国旗やないかい!!」
と再度、ツッコミました。


ブルガリア国旗

ブルガリア国旗でもありませんでした。



そんなこんなで赤っ恥をかいていると、店員さんから
「穴があったら入りたいって感じですか?(笑)
まあお席空いたんで、中入ってくださいよ、穴じゃなくて申し訳ないですけど(笑)」
とイジられつつお店に入ることができました。

メキシコの内装

店内は老舗っぽい雰囲気の落ち着きがある感じでめちゃくちゃ好きでした。
変に映えを狙った若者に媚びてる系の店じゃなくてこういう古き良き店に来れたのは嬉しいですね。
タコスもモチモチで美味しかったです。


お腹を満たした僕達はその辺のビーチとかアメリカンビレッジとかを散歩しました。

アメリカンビレッジってこんなにアメリカンなんですね。知りませんでした。
周りも外国人のお客さんが多かったのでめっちゃ異国感があって良かったです。

熊のトーマス クーマス (と命名)

これもアメリカの世界観なのでしょうか…

カラーコーンがクリスマス風に包装されているのは素敵ですね。


サータアンダギーを食べながら
サータアンダギーを撫でる友達

友達がサータアンダギー屋を見つけ、
「サータアンダギーだ!食べたい!!」
とテンション上がっていました。

サータアンダギーではしゃぐ人間を初めて観測しました。
まさかこんなに身近にいたとは。

サータアンダギーって味は別にまあ普通に美味しいですが、強烈な口内水分奪取力を持っている上に一個がデカいからかなりタチの悪い食べ物だと自分の中では位置付けていたんですよね…。
実際僕らの中でもサータアンダギー肯定派と否定派でかなり議論しましたね。
俗に言うサータアンダ議論ってやつです。


そして、僕達はガンガラーの谷という所に移動しました。
ガンガラーの谷は数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた太古の谷らしいです。


適当に自分達で歩いて散策できるのかと思ったら、お金を払ってガイドさんに案内してもらうツアー形式でしか入場できませんでした。
そんなこと知らなかった僕達は当然予約なんてしていませんでしたが、当日でも空きがあってなんとか入る事ができました。

ガイドさんに案内されながら、ジャングルや鍾乳洞を潜り抜けます。

本州ではなかなか見られなさそうな植物達
陽の光に照らされる鍾乳洞

ここには一部の写真しか上げませんが、荘厳かつ神秘的であるような素晴らしい景色の数々が広がっていました。
あとはマイナスイオンみたいなものも感じます。
個人的には今回の沖縄旅で最も良かった場所だったので、沖縄に行く際はぜひみなさんにも体感してきてほしいなと思います。

途中、ガイドさんから
「もうすぐ男型の鍾乳洞、対して女型の鍾乳洞と言われる鍾乳洞に入ります。
一体なぜそんな風に言われているのか、皆さん考えながら歩いてみてください。」
と言われた地点がありました。

一体なぜだろう…と考えながら男型の洞窟にて歩みを進めていると、目の前にこんなものが現れました。

男型の洞窟にて発見!


…それは幼稚だってぇ〜
「これに触れると子宝に恵まれます。」とか言ってたけど、それも含めて幼稚だってぇ〜

なんか子宝に恵まれる系のこういうのって、意外と色んな観光地にありませんか?
なんなんですかね、別にそっとしといたらダメなんですか?
これだけ形がち◯ぽだと逆に触れない方が不自然だから、しっかり触れた上で「子宝に恵まれる」みたいな設定を後付けしている。っていう線が硬い気がしてきました。ち◯ぽだけに。

あとこういう天然の造形物を男っぽい女っぽいで判断して名前を付けるのって、現代だったら絶対に許されないですよね。

例えば、山で言うと2つのピークがある山をそれぞれ男体山と女体山なんて言ったりします。
その由来を調べてみると、山の形が女性らしいか男性らしいかとか、なだらかな方が女体山・険しい方が男体山とか、昔の逸話で云々とか色々説が出てきました。
まあ明確な理由は分かりませんが、そのうちこういった天然の山や洞窟の名前にもジェンダー云々のクレームが入り、掘り返すように大炎上してしまう、なんて未来もあり得ない話ではないですよね。

では、こういう昔の人が名付けたことが現代になって炎上したら誰が尻を拭うのでしょうか。
もしかしたら怒りの矛先が明確ではないから、なかなか炎上のしようもないのかもしれません。




そんなことを話しながら宿に戻っている最中でしたが、まだ夜ご飯に行くには少し早いかなという時間で、変に時間が浮いてしまいました。
さてこの微妙な時間をどうしようかと話した結果、友人2人は近くのパチンコに、僕と他の友人はJリーグの試合を観たかったので部屋に戻ってAbemaでJリーグを観ることになりました。

沖縄旅行中に!?もったいない!
と、思う人もいるかもしれませんが、この辺のラフさが友人達の好きな所です。
どこにいたってやれることを旅行という特別な期間にやってはいけないという考えを誰も持ち合わせていません。最高です。

こうして僕達は各々2時間ほど好きなことをして時間を過ごした後、ステーキを食べに行きました。

この牛の皿ほしい。
命を頂いているという感覚を
より強く感じられそう。


ちなみに、パチンコ勢の友達が爆勝ちして帰ってきたので、みんなの分のステーキ代を多めに払ってくれました。
持つべきものはギャンブラーの友達です。

こうしてステーキでお腹を満たした僕達でしたが、飲み足りなかったのでテキトーな居酒屋に入りました。
そしてせっかくだからとか言い、みんなでハブ酒で乾杯しました。
全然美味しくなかったですが、意外とこういう不味い酒をみんなで飲んだことが記憶に強く長く残ったりするものです。

…あれ、そういえば地元の友達と沖縄に行った時もハブ酒で乾杯した気がします。
…あれ?あれはハブ酒じゃなかったっけ?
…あれ?てかその旅行先って沖縄だっけ?
…あれ?てか地元に友達なんかいたっけ?
…あら?私に地元なんてあったかしら?
…Umm…Who am I…?



3日目


もう特にやることもなかったので、義務感でソーキそばを食べました。
ソーキそばって肉の豪華さで良いものに見せてるだけで、味はそんなにですよね。

よく粗品さんも「ソーキそばまずい!」とか、「オールドファッションまずい!」とか言ってますね。
僕はそこまでは言いませんし、むしろまずいとは思っていませんが、他に選択肢があるのであればやはりそれらは選ばないですね。
オールドファッションもサータアンダギーと類似食品だと思いますし、基本的には粗品さんと同意見です。
あと、粗品さんと同じく僕も宮迫さんのこともあんまり面白いと思ってないですし、包茎ですし、童貞ですし、あのちゃんが好きです。

話は逸れますが、
あのちゃんのこの曲を仕事に行きたくない時に出社する車内でよく聴きます。
世界はそんなに悪くないよ!みたいな曲より、世界はクソだよ!ということを前提にした曲の方が嬉しかったりします。
僕と同じタイプの方にはオススメです。

僕以外誰が僕になれるの
君以外誰が君になれるの
後ろ向いた時だって後ろ指さされたって
中指立てて正解 世界、今に見ておけば良いさ

脳脳脳脳脳脳脳脳脳脳と生きたお嬢ちゃん
塀塀塀塀塀塀塀塀塀塀の中のお嬢ちゃん
NONONONONONONONONONO と言える僕になって
クソ素敵な世界作ってぶち壊そう

https://open.spotify.com/track/0mYH5j2O9xt1PC9obiDz9X?
si=D59R8LtESSqGelTSZp2NTA


さて、レンタカーを返して帰りましょう。
ちなみに5人で旅行していたのですが、3日間で僕1人だけ全く運転しませんでした。
普通に死んだ方がいいと思いますね。

レンタカー屋に貼ってあった掲示物


おっと危ない。
このランキングのおかげで忘れ物に気付くことができました。
最も忘れてはいけないもの"思い出"を、助手席の脇にあるペットボトル入れに詰めっぱなしにしていました。
僕達はこの"思い出"を、両の手のひらで掬い上げて紙袋に詰めてしっかり持って帰りました。

こうしてnoteが書けているのも、忘れ物に気付かせてくれたこの掲示物のおかげです。




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