19本目「ポーカー・フェイス 裏切りのカード」【ネタバレあり】
※本文は全て無料です。
※正直、この映画について執筆テンションが上がらない..短いよ。
映画についての基本情報
公開日:2024/3/1
監督:ラッセル・クロウ(オーストラリア)
まえがき
「あの」ラッセル・クロウが監督をやるんですって!
「グラディエーター」の、「ヴァチカンのエクソシスト」の、あのラッセル・クロウですよ!
しかも、あらすじを観る感じまぁまぁ好みのストーリー展開っぽい雰囲気。
追い詰められた人々のドロドロは望むところだ!
と意気込んで、観に行くことを決めた本作。
ラッセル・クロウほどのネームバリューがあって、なぜこんなに配給が細いんだ?と首をひねっては居りました。
感想など
あの、あらすじで嘘つくのやめてもらっていいですか?
確かにポーカーはしてるし、「毒を盛った」って宣言もするけど、そのシーンは10分くらいしかないですよね。しかも、「盛った」のが毒じゃないのは観客には事前に、それも映画始まってすぐに説明済み。
劇中でのネタバラシもあっという間に終わる。
「浮かび上がって」ねーじゃん。
質問されたらノータイムで、自分らの口から説明してるんじゃん!
「予想外の侵入者」ってところもネタバラシがめっちゃ早い上、そのために行われるアクションシーンは別に迫力もなければ必然性もない…
この映画、シンプルにまとめたら「死期の迫った金持ちが、友達を集めて真意を確かめるためにドッキリを仕込んだら強盗まできおった。撃退したけどな!」って映画なんだよね。あらすじや「ポーカー・フェイス」ってタイトルからして、「友達の真意を確かめるためのドッキリ」って部分が主になる、力の入れられるべき部分だと思うじゃん?
だってのに、主人公のする細かい準備とか、スピリチュアル感あふれる薬の入手シーンとか、しょーもない余興のレースシーンとか、本筋に全然関係ない部分にばっかり尺を割いてる。構成が悪すぎるぜ、クロウさんよ…。
ペーパーお勧め度
★1.5。
絵面はそこまで悪くないけど、話の中身がなさすぎる。
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