喫茶店の日は4月13日!お気に入りの喫茶店を発掘しませんか?
喫茶店の日はなぜ4月13日なのか?
喫茶店の日は、日本で最初の喫茶店「可否茶館」が1888年4月13日に東京・上野で開業したことを記念して制定されました。
この日は、日本の喫茶文化の歴史を祝い、現代でも多くの人々に愛される喫茶店の魅力を再発見する機会となっています
筆者(とうさぎ)について
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喫茶店の元祖、コーヒーハウスと日本の関係
日本ではじめての喫茶店である可否茶館はどんな喫茶店だったのか?
1652年にロンドンでヨーロッパはじめて開業されたのをきっかけに大ブームを起こしていた「コーヒーハウス」が原型となっています。
入場料を払えば貧富の差なく入店でき、店に置かれた本やそこに集まる人達との会話を楽しむことができるのがコーヒーハウスの特徴です。
※女性は入れなったりするので真の平等ではありませんが
政治やジャーナリズム・芸術など様々な文化人がコーヒーを片手に議論を交わし、そこから多くのものが生まれました。
ロンドンで花開いた西洋コーヒー文化はフランスやイタリアなどヨーロッパ全土に広がっていきました。
コーヒーと日本人の出会い
日本でのコーヒーの登場は鎖国中の江戸時代。
出島に出入りしていたオランダ商人たちが日本の通訳や商人に振る舞ったのがはじまりだそうです。
市井の人たちなので当時の記述はほとんどありませんがそのあとの時代に当時の食通がコーヒーを飲んで
「こんな焦げくさいの飲めたもんじゃねえ」
※現代風かつかなり極端にいってますが
という散々な評を残しています(泣)
今では世界でも指折りのコーヒー大国である日本からは想像もつかないほどコーヒーと日本人のファーストインプレッションは最悪のものでした。
可否茶館が切り開いた日本の喫茶店文化
そんな第一印象最悪の日本人とコーヒーの関係に変化が現れたのが1888年4月13日、そう可否茶館が日本ではじめての喫茶店として東京上野にオープンした日です。
創業者は鄭永慶(てい・えいけい)といいアメリカのイェール大学で学びフランスのコーヒーハウスのように文化人が集うサロンのような場にしたいと開店しました。
ヨーロッパのコーヒーハウスのように入場料制で1銭5厘、
さらにコーヒーも1銭5厘でした。※ミルク入りは2銭
明治時代に登場したあんぱんが1個1銭だったので今で言えば
1銭≒200円といったところでしょうか?
そう考えるとちょっと高いですかね。
ただ可否茶館の中にはビリヤードや各国の書籍があり本場のコーヒーハウスさながらに訪れた人の交流の場にしようとしていたようです。
しかもシャワー室や化粧室まであったようなので
今でいうチョコザップみたいなものでしょうか(笑)
そんなチョコ……じゃなくて可否茶館は時代を先取りしすぎたのか
わずか4年ほどで閉業してしまいます。
しかし日本ではじめての本格的喫茶店として誕生した可否茶館はその後の日本のコーヒーブームの先駆けとなったのは間違いありません。
喫茶店の日である4月13日をおおいに楽しむために……
可否茶館が開いた日本の喫茶店文化は今も多くの店に受け継がれわたしたちを楽しませてくれます。
普段はコンビニや缶コーヒーを飲んでいる方もこの日は近くの喫茶店を訪れてはいかがでしょうか?
喫茶店に行くなら
喫茶店ってなんか入りにくい……そう思う方も多いでしょう。
ですが最近はオープンな雰囲気の店も増えています。
テラス席のあるお店やガラス張りで中が見えるお店なら入る敷居も低く感じるでしょう。
SNSで情報を発信していたり口コミサイトを見たりも重要な指標になるかと思いますが一番はやはり自分の直感です。
ビビッときた店に突撃すれば長く付き合えるお店に出会えるかもしれません。
わたしも雑居ビルの2階(1階は人一人通れる階段のみ)の喫茶店に頑張って入ってよく通ったものです(笑)
家を喫茶店にするのも一興
わたしもおすすめしたいのはお家を喫茶店にするアイデア。
あなたがマスターになって自分好みのコーヒーやモーニングを出せば世界でひとつあなただけの喫茶店の出来上がりです!
あまりむずかしく考えずはじめは自分の好きな食器やコーヒー器具を集めれば自然と出来上がっていきます。
最近は百均や組み立て式で安い家具も多いので自宅の一角を喫茶店にするのもオススメします。
コーヒーは気取らずマシンやインスタントでもOK!もしハンドドリップに興味が湧けばこちらの記事でくわしく説明してるので読んでみてください。
ぜひあなただけの喫茶店の日を楽しんでくださいね!
この記事を通じて少しでもあなたがコーヒーに興味をもってもらえれば嬉しいです。
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