【ホームジム作成】ラック選び
こんにちは。これがあるだけで一気に本格的なジムっぽさが増す器具といえばラックですよね。ホームジムを作る際に、大半の方にとって一番お金がかかるところではないでしょうか。つまりここをどうするかで、ホームジムを作るためにかかる総額を大きく左右することになります。出来るだけ費用をかけずにホームジムを作りたいという気持ちは僕も皆さんも一緒です。僕が自宅2階の和室にホームジムを作るにあたり、重要視したポイントがあるのでそのお話をさせていただきます。では一つずついきましょう。
【ポイント】
①全体的にコンパクト
僕がホームジムとして使用する和室はたったの4.7畳しかありません。このただでさえ狭い和室にラックを置くとなると、そもそも設置できるのかという問題もありますし、仮に設置できたとしても圧迫感がすごいことになるのは容易に想像できたので、出来るだけ場所を取らないラックを選ぶことにしました。なのでこの時点でボックス型のパワーラックは検討外になりました。
②ラック自体が軽量
我が家の場合は築30年超えの木造建築2階にラックを置くので、床補強をするとはいえ、正直床が突然ドーンッと一階まで抜けることはないにしても、徐々にミシミシと床全体が沈んでいき、いつか大変なことになるのではないかと心配でした。なので床への負担を減らすべく、出来るだけラック自体の重量が軽いものを選択すると決めました。
③スクワットとベンチプレスができる
スクワットスタンドによってはそもそもスクワットしかできないものだったり、一見スクワットもベンチプレスもできるように見えて、実際にベンチプレスをしようとするとラック自体の横幅が狭い関係で手幅を広く握れないものもあるので、しっかりスクワットとベンチプレスの2種目ができるものを設置したいと考えてました。
④高重量を戻した際に揺れがない
比較的軽い重量を扱う場合は、どんなラックを選んでもそれほど差はないと思いますが、スクワットやベンチプレスで高重量を挙げる場合は、ラックに戻した際のグラつきも考慮しないといけません。パワーラックと比較すると、ハーフラックやスクワットラックは重量も軽く、見て分かる通り作りもパワーラックほどガッチリしていないので、ラックに戻した時の重みで前後左右に激しく揺れるもの、最悪ラックに戻すたびにラックごとズレてしまって、その都度元の位置に戻す作業をやることになりかねないので、出来るだけ高重量でもグラつかないものを選ぶ必要がありました。
⑤安心できるセーフティー
セーフティーとは万が一重量を上げきれずバーベルごと落としてしまった場合でも、体に落ちて大怪我に繋がらないためにある安全用のバーのことをいいます。ラックによってセーフティーがそもそも無かったり、あったとしても短かったりと色々あるので、ここも重要なポイントです。重い重量を扱えば扱うほど、セーフティーを重要視することになると思います。当然ですが信頼できるセーフティがあれば自分のマックス重量も挑戦しやすくなりますし、普段のトレーニングも安心してできます。ですので出来るだけセーフティが長いものを選びました。
⑥支柱の穴間隔が狭い
スクワットとベンチプレスは、重量は既に上がった状態からのスタートになります。このスタート地点を決める際に大事なのが支柱の穴の間隔になります。この穴の間隔が広いとスタート地点の微調整ができず、「一段階上げると高すぎるけど、一段階下げると下すぎる」といった状況になるのです。どこをスタート地点にするかで、バーをラックから外す最初の動作(ラックアップ)のキツさが変わります。なので出来るだけ微調整ができるように、穴の間隔は狭いラックを選びました。
最終的に購入したもの
MBC POWER社製のMBCスクワットスタンド180cmを購入しました。武器屋さんから出てる「鬼」のハーフラックもコスパ良く魅力的なので、MBC POWER社と最後まで迷いましたが、「鬼」のハーフラックの重量が150kgあると知り、最終的にMBC POWER社のスクワットスタンドを購入する決断ができました。MBC POWER社のスクワットスタンドは上記の6つのポイントを全て兼ね備えています。
価格
ちなみに僕が購入したスクワットスタンドラックは73,420円(税込)でした。しかも送料込みでこの価格です。
※実際に設置した写真
最後に
僕の場合は将来的にパワーリフティングの大会出場も考えていますので、それに合わせてラック選びをしました。トレーニングをするにあたり、人それぞれ目的も違いますし、予算の問題だったりデザインの好み等あると思うので、何が正解というのはないんですが、これから僕のようにラックの導入を検討されている方や、まだラックの導入は考えてないけど一つの情報として知っておきたいという方のために、この記事が少しでも参考になればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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