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Diary13 共働きをする理由の一つである「住宅ローンが、子供の教育にマイナスに影響しているという独断と偏見をお伝えします

持ち家を買うのが前提にあって、だから共働きをするっていう理屈って・・・

今回は、元金融業界にいた知見?(あるかどうか微妙ですが笑)を使い、住宅ローンが子育てを窮屈にしてる話をします。

最初に自分の住宅ローンの立ち位置を伝えておきます。
私の家族の「住宅ローン」はどうなっているか?というと、持ち家ではなく、ずっと賃貸です。
理由は簡単で、結構住宅ローンってリスクがあるっていうのと、私が一人っ子っていうのが関係してたりします(笑)

本題に入ると・・・
私の周りの共働きの家庭で話を聞くと、こんな話題が多いです

  • 首都圏のタワーマンションを購入して6000万〜1億オーバの住宅ローンがある

  • 一方で、旦那さんの給料はそれほど増えない

  • 子供の教育費も結構かかる。私立に行かせ、習い事をたくさんさせて、いい教育をしてあげたい(習い事や塾に行かせるのがいい教育っていうのには、個人的にあまり同意はできないですけど・・・)

  • そして、私のような「一人っ子」だと子供が寂しくてかわいそうだから、2人は子供が欲しい

  • だから、お金が必要だから、共働きになった

建前は、こんな感じです。
前の投稿でも書きましたが、女性サイドからは、
「専業主婦で子供とずっといる方が大変だから、仕事をしている」
って意見もあったります。

まあ、当たり前ですが、それなりの生活、子供への教育をするには、お金が必要って事なんですよね。
逆に、よくメディアで言われている「女性のキャリアパス」って言う話は、あまり聞きませんでした。
金融業界は、比較的、女性が活躍している事もあるのかもしれませんが・・

で、ここで新しい視点を考えてみたいと思います。

男は子供は産めないけど、子供を育てるのはできるよね?なんで、女性が育てるって決まってるのか不思議・・・

まず、パパさんの仕事が「主」で、ママさんの仕事が「従」って考え方が古いんじゃないかと思います。
どういう事かといえば、「子供を産む」って言うのは、残念ながら、我々、男子は産む事ができません。
だけど、子供を育てる事はできるって事です。

パパが家庭に入り、ママがバリバリ働くって、昭和の日本の価値観からすれば、違和感がありまくりかもしれません。
ただ、海外では一般的になりつつあるし、投資銀行っていう業種からすると、普通の大企業のパパさんよりも、ママさんの方が稼いでいる人が多かったです。
でも、家庭の事、子供の事は、女性がやってるケースが多いんですよね。

首都圏に住居を構えないと行けないって言うのも、結局は、共働きになると、保育園、小学校の学童に迎えに行くとか、そういった話が出てくるんだと思うんです。
そして、結果、高い住宅を買い、おもーい住宅ローンを背負う事になってます。

江戸時代の「参勤交代」を思い出させる仕組みです。
住宅ローンをうっかり組んでしまい、会社から、そして今の生活から離脱しににくなる。
年を重ねるごとに、社畜化していく。
そして、知らないうちに「働かないおじさん」のようになってしまい、
定年まで会社にしがみつくオプションしかなくなる

極めて、企業が給料を上げなくても、会社に依存させる仕組みだな〜と感心します。

なんだかんだ言って、昭和の価値観に引きづられる今の30代、40代


若い人たちは、結構感覚が違うので、私たちの世代と違う行動をとるのかな?と思ってました。
ただ、若い世代は、私の世代よりも、同調圧力がより強く、判断基準が周囲に引っ張られてるようにみられるので、友人が家を買い始めると、結局、昭和のサラリーマンと同じ行動をとる人が私の周りは多いです。

昭和の古い価値観では、どんな事が起こってたか?といえば、

  • 女性は、家庭に入るべし。逆に言うと、旦那さんが家庭にお金を持ってくる事には責任を持ってました

  • 結果、共働きと比べれば、収入は少ないので、郊外に家を買う。

  • ママさんは、暇なので、子供の面倒をうざいぐらい見る

  • 子供は、ママさんの過剰干渉を嫌がる

こんな感じだったと思います。
私の実家は、典型的な昭和の家庭で、母親は、暇なので、ちょっと内職みたいな事をしていたぐらいで、ガチで働いてはいませんでした。

共働きの子供は、親と過ごす時間がなくて、寂しがっている?!

だから、共働きの家族を羨ましいと思っていました。
なぜなら、母親の過剰干渉がないからです。

一方で、共働きの友達は、

「親と過ごす時間がない・・・」と寂しがったりしている子が多かったです。

この間、うちの息子が、軽いいじめにあってるっていう記事を投稿しました。
毎朝、マンションの下まで息子を送って行って、奥さんと散歩をして、家に帰ります。
その時に、たまたまちょっかいを出してくる子供と話す機会がありました。

話を聞いてると、

  • 自分は、親とほとんど一緒じゃなくて、おばあちゃんが世話をしている

  • うちの家族が、パパ、ママとうちの息子が仲良さそうでムカつく

  • 本当は、親ともっと一緒にいたいんだよね

まあ、こんな事を言ってる訳です。

小学生ぐらいになれば、だんだん物事がわかるようになり、親が仕事をしないと行けないのに、
「寂しいから、構って欲しい!」なんて、言いづらくなってくる訳です。

私の話、この子供の話が全てではないと思いますが、単純に共働きの家庭は、
「子供が寂しがっている・・・」
のではないかと思います。
大人でも、承認欲求が強い人が、「私を見て!、認めて!」と大騒ぎしてる訳で、子供は、そりゃ〜構って欲しいと思ってもおかしくないですよね?

私自身、過剰干渉、今の時代の言葉でいえば、「毒親」に安全に認定されるレベルのウザさでしたが、愛情を感じなかったか?といえば
「愛情が重すぎた・・・」
って言うのが、正直な感想です。

私は、中学から私の場合グレていったんですが、その時に、
「ここまでやると、親が悲しむな・・・」と、本当に落ちてきそうな時のブレーキにはなってました。

ブレーキは、母親の愛情であり、自分の味方を必ずしてくれる!という信頼感だったなと思います。

ただ、これからの日本、世界の将来を担う子供たちが、一番身近な「親」との信頼関係を作れないと、ましてや他人なんかと信頼関係を構築するのは難しいんじゃないかと思うんです。
だから、今の子供たちは、自己肯定がないとか、承認欲求が強いとか、そんな事になるんじゃないかと思うんです。
だって、親が子供を認めたり、見てれば、子供のいい部分を見つける事は可能でしょうから。
そしたら、自己肯定も強くなるだろうし、承認欲求なんて、親から死ぬほどされてるので、ヘドが出るんじゃないかなって思います。
ここが、この記事の独断と偏見です。

だから、他人に自分の考えを強要する気は全くありません。

我が家の息子の教育の方向性は?


私の家庭では、奥さんと子供との接し方、教育について、結構、議論をし、結論としては・・・

  • 子育てには、親との時間が大事

  • ただ、時間を過ごせばいいって訳じゃなく、自分なりの愛情を注ぐ

  • 学校に色々文句を言う親も多いけど、その前に、子供のしつけや、挨拶のなどのマナーは、家庭で教えるべき

  • 習い事をさせるのが、教育ではなく、家庭で子供と向き合い、会話をし、そして、子供を観察し、小さい時から自分で自分の事を決めるのが「我が家の教育」

  • 習い事は、あくまで、家庭で実現できない事(プール、サッカーなど)を補完するのが目的

そして、こんな綺麗事を言ってると、
「お金」がないと、生活できない!って、声が聞こえてきそうです。
それは、その通りです。

ただ、収入とコストの関係、そして、人生で何を大事にするか?を考えると世の中で起こっている事とは別の事が見えてきます。

例えば、両親っていう大人たちが、働き、子供のために独身の時の生活レベルを維持するって事を捨ててみるとします。
要は、子供を優先するって事です。

言い換えると、パパ、もしくはママが、家庭に入るって事です。

そうなると、当然収入は減ります。
ただ、首都圏に住む必要があるのか?って話があります。

私が住んでいる横浜も、都内まで1時間もかからず出られます。
それだけで、賃料、マンションの価格はだいぶ落とせます。

それに、今後、多くの仕事の将来性は不確定です。
私がいた金融業界も、だいぶ先が見えてきます。
ITも、金融業界同様になってくるでしょう。
だから、収入が安定しているっていう、幻想にすがるのはリスクです。

ただ、子供と過ごす時間、そして、大人も子育てから学べる事は、死ぬほどあります。
子供は、なかなかいう事を聞いてくれません。
これって、ビジネスの場でも起こっている事で、言ったことが自分の部下にちゃんと理解されない事ってありませんか?

理屈は一緒です。

子供も親の言っている本意を理解できてない。
部下も理解できていない。

それを子供、部下が悪いって整理するのは簡単です。

ただ、力があるものが、ないものに対して、理解できるように説明をして、きちんと腹落ちさせるって事は、力があるものしかできないと思います。

子育てをすることで、キャリアを積み上げる以上に、1人の人間として考えた時に、学べる事はたくさんあると思うんです。


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