はじめてのデスクDIY。ドリルドライバーという最高の道具。
↑記事のテーブル作成にあたって、初めて電動ドリルドライバーを手にとった。ネジを打ったその所感は、『なんやこれ。めちゃくちゃ気持ち良いやんか。』と、同時にその瞬間、「ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である」は真実ではない。ドリルという道具で穴を空けたいし、ネジも回したい人もいるのだ。とレビット博士のドリルの穴理論へ反発しました。
と、どうでもいい滑り出しになりましたが、
DIY素人マンがデスク作成した際の手順と苦労した点の単なる記録です。
特に、私が苦労した点と購入したグッズをレビューしていますので、これからDIYにチャレンジする方のお役に立てるとうれしいです。
★テーブル作成の作業工程
【準備:天板開封】
待ちに待った天板の開封。アカシアの集成材でサイズは30*600*1400mm。これが想像以上に重くてびっくりでした!もう少し大きいサイズだと中年パパは腰いわすかも。笑
①ドリルドライバーで天板に穴をあける
厚さ30mmの天板に対してM6*16の鬼目ナットを用意。そのため径は9mm、深さは約20mmとしました。以下、簡単な手順。
✔深さの目印にドリルビットにマスキングテープ装着
✔穴をあける場所は脚を仮で置いて、鉛筆でぐるぐると目印をつける
✔いきなりドリルビット使用ではなく、鉛筆の目印に対してドライバーで軽く下穴をつけるように中心を決定
✔中心位置に対して3mm→6mm→9mmと順にドリルビットを使用(穴は徐々に大きくすることでズレや割れを防ぐらしい)しかし、途中からめんどくさくなってきたので6mmは省略。
②ドリルドライバーで鬼目ナット装着
計16個の穴をあけることができたらようやく鬼目ナットを装着。しっかりと固定させるために穴に木工用ボンドを注入してから鬼目ナットを投入しました。
③天板を紙やすりでなめらかにする
マルトクさんから届いた天板もそのまま使用できるほどきれいな盤面でしたが、紙やすり買ってたし・・・ということで180と320を使用(番号が大きい方が目が細かくてなめらかになる。)
④天板にワトコオイル塗り塗り
いよいよオイル投入。準備したものは
✔ワトコオイル
✔オイルを入れる容器(今回はカイワレダイコンが入ってたプラ。笑)
✔ビニール手袋(掃除用に家にあった)
✔オイルを塗るスポンジ(これも家にあったやつ)
✔オイルを拭き上げる布(着なくなったタンクトップ)
ちょっと多いかな?というくらいたっぷり塗って良いという記事があったのでので、参考にしてたっぷり塗りました…。
20分~30分ほど放置して、オイルが木に浸透したら布で拭き上げます。
その後2時間ほど放置して、二度塗りを実施。先ほどのオイルより控え目の量(1/4程度)を塗ったら、ウエットサンディングを。生意気に横文字を使いましたが、濡れた状態で耐水ペーパーで磨く。ということらしいです。
ウェットサンディングは盤面をよりなめらかにするという効果があるようで、これはやってもやらなくても良いとのこと。私は600番と1200番の耐水ペーパーで実施し、その後は余分なオイルを拭き上げるのを忘れずに。
⑤オイルの乾燥
あとはオイルが十分に乾くまで待つだけです。最低24時間はかかるということで、ベランダに放置。土台にするものがなかったので、ティッシュBOXつかいましたが、それなりの重量があるので案の定、箱は潰れてます。笑
なお、時間がたつと余分なオイルが滲み出てくるようで、暗くて見えなくなるまでは1時間置きに乾拭きをしました。
⑥脚を装着
3日ほどベランダに放置してオイルを乾燥させたらいよいよ脚を装着。
なんやこのネジの写真は!もっと全体像がわかる写真ないんかい!と思ったそこのアナタ。DIY初心者はここでおや?と立ち止まってしまいました。
ネジ、ちっちゃい輪っか、おっきい輪っか。これはどの順番で装着したらいいのか・・・を忘れないための撮影でした。
ちなみに、大きい方がワッシャー(部材へのネジ食い込み防止)、小さい方がスプリングワッシャー(ネジの緩み止め)らしいです。また一つ大人になってしまった。
【いざ完成!】
★ここ失敗しちゃった・苦労した点
・鬼目ナットの装着
今回はツバ付きの鬼目ナットを使用したのですが、径が小さかったのか、ツバが径の上から飛び出ちゃったのです。ツバ付きはナットが深く入り込まないというメリットもあって選択したのですが、まさかこんなトラップがあるとは。。ということで、ツバもしっかりと埋まるようにカッターナイフでちまちまと削ったのが↓の写真です。これが正解だったのかはわかりません。
・オイル拭き上げ
これが一番の失敗でした。1回目か2回目のオイルの拭き取りがあまかったのか、もしくは、オイルを塗った翌日に家を空けて完全に放置していたのがよくなかったのか、、滲み出たオイルが固まってしまったのです。。目立つ箇所は耐水ペーパーで削り取ったので問題なく使用できているのですが、脚を装着して使用開始したあとも、1週間くらいはオイルが滲み出てきていました。今はオイルが滲み出てくることはありませんが、天板をよーくみるとシミになっている箇所がちょこちょことあります。これもDIYの味ですね。笑
みなさんはオイルの拭き上げはしっかりと行ってください!!参考までに、ワトコさんのオフィシャルサイトを貼っておきます。
★デスク作成時に用意したもの
・電動ドライバードリル
新型のCDD-1030とめちゃめちゃ迷いましたが、他にも費用がかさむし、そもそもドライバードリルはじめましてなので型落ちの安い方をチョイス。全く問題なしです。ちなみに、コードレスか有りかも悩みましたが、そんなに頻繁に使うもんでもないので、使いたいときに使えるコード有りを選択。部屋の中で作業したので特に困ることありませんでしたが、ベランダや屋外などで作業する方はコードレスがいいかもです。
なお、コードレスでかっちょいいのがほしいというデザイン重視の方はこちらがおすすめ。AliexpressだとAmazonより安いです。別記事の紹介クーポン使えばもっとお得!
・天板
説明不要。みんな大好きマルトクショップです。
・テーブル脚
定番品。カラカラ音がするというレビューもありましたが、そもそもテーブル動かさないので全く気になりません。装着も簡単でした。
・ワトコオイル ダークウォルナット
ウォールナットに憧れのある方はぜひダークウォルナットがオススメ!ただ、値上がりが激しい。ちょっと高すぎるので他のオイルでもよいかと。
・六角ビットセット
素人DIYマンには正直どれを買ったらよいか全然分からなかったので、トラスコ中山のPBをチョイス。機械工具などに特化した卸商社でSAP ERP周辺のビジネスをやっている人は知らない人はいない企業。笑
・ドリルビット
中国製だし品質が心配でしたが、全く問題なく使用ができました。3本セットでもよかったけど、なぜか5本セットのほうが安かった。
・鬼目ナット
amazonに低レビューもあり少し心配でしたが、品質も全く問題なく使えました!
・サンダーカーペンター(L字定規)
普通の定規でもよいかなーとも思いましたが、結果、わざわざ購入してよかったです。直角に線が引けて便利。
・道具ボックスとトレー
道具箱が自宅にないのと、他の方のnoteかブログでオススメしてあったので、合わせて購入。国産で品質もよく、あまり大きすぎないので収まりも良いのですが・・・道具が多い我が家には少し小さかったようでドリルドライバーが入りませんでした。。道具多い方はワンサイズアップをおすすめ。
ワンサイズアップはこちら↓。
・その他備品(100均のセリアで購入)
紙やすり
耐水ペーパー
木工用ボンド(100均のセリアで買った)
★デスク作成にかかった費用
デスク作成のために用意&かかった費用です。(完成写真に写っているキーボードやディスプレイなどのガジェット類は除く)
ニトリやIKEAで購入すれば2~3万程度で購入できるかもしれませんが、やはり自分でDIYしたデスクは愛着が出てお仕事も捗ります。
これからDIYをはじめる方やデスクを作ろうとする方のお役に立てるとうれしいです。ご質問などいただければお答えいたしますのでお気軽にどうぞ。
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