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プログラミング言語、使い続けているのはVBAだけ

 Windows95の出始めにパソコンを買ってからブラインドタッチでタイピングする姿にあこがれ、MS-DOSに始まって、Python,Ruby,JavaScript,Delphiとプログラミング言語をいじってきました。HTMLとCSSまで手を出しましたが、使い続けているのはVBAだけです。それも、時間をかけて勉強した高度な機能はほとんど使っていません。まあ、趣味だから良いんですけど。

 ユニークなデザインのWebサイトを作りたいとか、こんなアプリを作りたいという目的があれば別ですが、仕事を効率化したい、単純作業を自動化したいというだけならVBA一択だと思います。なぜなら日常業務ではEXCELを使うことが主であり、膨大なドキュメントがEXCELファイルとして保存されているからです。

 仮りにエクセルよりも高性能なアプリを作ることができたとしても過去のデータファイルの変換や、新しく操作を覚える必要が出てきますから職場で利用されることはないでしょう。

 PythonでEXCELを自動化するノウハウがネット上にもありますし、書籍でも出てますが、何度読み返してもそのメリットがわかりません。「VBAを使えば済む話でしょう」と思います。

 VBAは他の言語に比較すると未経験者でもすぐにマスターできるように工夫されています。参考書も豊富で無駄に時間を費やさずに使えるという点で他の追随を許しません。少ない知識でも、何日もかかっていた仕事を数秒で終えるような劇的な変化を生み出してくれます。繰り返しや条件分岐といった基本的なスクリプトだけで構成すれば、VBAを知らない人でも最小限の説明で構造が理解できるというメリットがあります。
 
 パナソニックは社内でVBAの使用を禁止し、それで仕事の効率があがったそうです。本当でしょうか?VBAで楽をさせてもらった身としては信じがたいものがあります。ネット上でも「VBAは言語じゃない」みたいな発言が多いのですが、why ジャパニーズピーポー!?です。