「運か、実力か」外資ITからJTCに転職してシミジミ感じる組織論とサラリーマンすごろくの妙。
サラリーマンすごろく。
サラリーマンすごろくがあります。
ChatGptに「サラリーマンすごろく をなろう小説風のタイトルにして」って依頼したら「転職先はどこだ!?サラリーマン人生すごろく ~上司に振り回されて異世界転生!? 次の一手で年収1000万目指します~」って出力されてひとしきり笑いました。ちげぇよ。そうじゃねぇよ。
会社。
私のように既に3~4社目…みたいな人間にとっては、会社も宿木…的な感覚なのですが(愛着はあります)、人によっては40年近く同一の会社に勤めるわけで「人生」がほぼそこにある状態になります。
40年て。40年て!?となる。実際。
転職しても、しなくても、会社員をやっていくには会社組織に所属する必要があり、会社組織に所属する以上その場所の中での「生き方」「進み方」があります。当たり前すぎる。
しかし、実感がすごい。って感じなので、軽く記事にしてみようと思います。他社も含めてメーカー界隈で見るJTCにおける「出世コース」と、コースがなぜ設定されているかの背景分析が主です。
記載の前提条件
ここ数年、いわゆる日本企業の中での出世コース云々も含めて、人が動いたり、飛んだり、戻ったり…という「組織変遷と権力移動」をまじかに見たり巻き込まれたりして、これまでとは少し違う感覚値で組織を見ています。
先に断ると弊社が特別「サラリーマン世界観」が強い、もしくは組織に問題がある企業かというとそうではないです。イベントや勉強会などで外部の企業と会話をする際も、また大学院で日系大手プロパーの中堅層(30~40代)と会話する中でも「日本企業が自社特有の課題と思っているものは、普遍的で日本企業及び社会の課題が露呈しているに過ぎない」ことを強く感じますし、事実そう思います。
私自身は外資系企業と呼ばれる社に属してはいましたが、あくまでメンバーレベルでの職務であったこと、日本法人が巨大(グローバルの中でのプレゼンスが一定ある)な外資の日本法人でしか働いていないため、外資系企業が持つ課題感を一定のレベル感から捉えた経験はありません。
一口に「外資」といっても、欧州、北米、インド、東アジアなど主体がどこかによっての文化特性は確実にあり、また産業特性もあります。と、長々と排他条件を記載した上でのつぶやきです。
”確実なあがり”はない
Xでは「JTCには出世コースがあり、エースは大事に育てられるので失敗もしない。最初から決まっている。一度道を外れたら終わり。」的なコメントが定期的に流れてきますが、弊社においては「確実にあがり」なコースないと言い切れます。
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ありがとうございます。『あなたの課金は、私の課金』を標語に経済をまわしていきましょう。