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この人のこと、一生愛そう。




2月14日。
バレンタインデーでしたね。



皆さま、いかがお過ごしでしょうか。




私はというと
昨年に引き続き、あげる相手は一緒なので
彼と迎える2回目のバレンタイン。


今年は当日ではなく、
事前に渡すシステムを導入させていただいた。
(単純に私が当日仕事で会えないからである。)



昨年は
たくさんたくさん考えて
休みの日に練習までして迎えたバレンタインなのだけれど、


今年はバレンタインよりも前に
旅行に行くというイベントに気持ちが向いてしまい
直前まで何も考えていなかった。



学生時代、夏休みの宿題を最終日にやるような人間であったことがバレる体たらくである。


てへ。(可愛くない)




そんなKATーTUNかのように(?)
ギリギリで生きている私だが


昨年より私は彼のことが大好きなので
昨年のクオリティを下回ることは許されない。



別に渡すもので愛情をはかられるわけではないし
そんな高クオリティを求める彼ではないのだが
私が嫌なのだ。



彼が大好きだからこそ
全力でバレンタインというイベントを楽しみたいのだ。



なのでちゃっかり
作るものは決めていた。



それがマカロンである。



以前、
彼が「マカロンっておいしいよな」
って何気なく言っていたのを聞き逃さず覚えていた。


ささいな会話も覚えていられる彼女なのだ。(?)



ここできっと
それなりにお菓子づくりの知識がある人はお分かりかと思うのだが、
マカロンというお菓子は非常に作るのが難しい。


お菓子づくりが好きでも得意でもない私みたいな人間は作ろうという気すら起きないほどの難易度なのである。




以前の私なら絶対にそんなめんど…

……大変なお菓子は作らないのだけれど、


彼が好きなものを作りたいし
喜んでもらいたいから作ろうと思ったのだ。



マカロンを漠然と作ろうとしてるくせに
ギリギリまで練習せず
なんならぶっつけ本番でいけるだろくらいの呑気さだったのだが



でもさすがに練習しないとマズイかなと思った私。
ナイス判断である。




彼にバレンタインのお菓子を渡す予定の2日前に
はじめてマカロンを作ってみたのだが


見事に大失敗した。



てへ。(可愛くない)




今だからちょけて書けるのだが
失敗した日は結構絶望した。

次の日は朝早くから仕事だってのに
深夜3時まで悪あがきをして
その他クッキーとかも作ろうとしたのだが
それすらあまり美味しく作れず
私の壊滅的なお菓子づくりセンスのなさに
結構心が折れた。



私は大雑把なので、材料をしっかり計量してきっちりレシピ通りに作るってことがどうしても苦手で

本当にお菓子づくりに向かない性格なのである。(言い訳)



失敗したその日は
もうマズイものしか作れないし
時間もないし買った方が良いかなとも一瞬思ったが
ラスト1日に賭けて2日連続で深夜にお菓子づくりをすることにした。


なんだかんだ
彼のために努力できる自分が好きなのだ。


マカロンオンリーではなんだか物足りないし
うまくできる自信もなくなってしまったので
質より量、予備のガトーショコラとクッキーも作った。




宿題をギリギリまでやらないタイプの人間ってのは
追い込まれた時が強い。



前日に大失敗したマカロンも
80点くらいのギリギリ渡せるマカロンを作ることができた。

陰ながら応援してくれていた母からも
お墨付きをいただける味で完成できたのだ。



なんとかなった当日、
100点満点のできとはお世辞にも言えなかったので内心ドキドキしながら彼に渡した。



事前に失敗していたことや
深夜までお菓子づくりをしていたことを知っていた彼であったが
私がマカロンを作るとは予想外だったようで
渡してからとても驚いていた。



ありがたいことに
とっても喜んでくれた。



その日は夜ご飯をたくさん食べていたので彼もおなかいっぱいだったため、
残念ながらその場で食べて感想をもらうことはできなかったのだけれど、帰宅後すぐにマカロンを一つだけ食べてくれたようで


「めちゃくちゃおいしい!お店出せるよ!」


と、過剰に褒めてくれる嬉しい連絡がきた。



なんなんだ、このできた彼氏は。



彼に喜んで欲しいという思いだけで作ったので
大満足な私であったが
彼の素晴らしさはこれで終わりではない。



渡す前に私が
「ホワイトデーのお返しなんて本当にいらないから、私がどれだけ彼のことが大好きで、だからこそここまで作れたということをちゃんと知っておいてほしい。」
「めっちゃ愛されてるなーって思ってほしい。」

という激キモで激重な想いを伝えたからか


バレンタインのお菓子を渡した次の日、
彼はお菓子を食べる度に感想をLINEで送ってくれた。
仕事中だったので気づけなかったのだが、仕事終わりにLINEをみると何件にも及ぶお菓子の感想が通知に入っていて、すべて私にとって嬉しすぎる褒め言葉だった。




私の重すぎる愛を
彼も同じ分だけ言葉にして返してくれたのだ。



それを見た瞬間に
「あ、この人のこと一生愛そう。」
と思った。


いや、冷静に考えてね。
真剣にね。




こんなに素敵な人を絶対に逃す訳にはいかないなと思った。



あまりにも嬉しすぎたのでこのできごとをインスタの親しい友達限定ストーリーズに載せた。


普段は恥ずかしくて惚気ないくせに
ここぞとばかりに惚気けた。


もちろん彼にも見えてしまうので
「😂」というスタンプで反応されて気まずかった。笑



彼にも直接一生愛すだの、
最高の彼氏だの、
普通に考えたら恥ずかしい褒め言葉を余すことなく全て伝える私なので
懲りずにこのnoteにも自信満々に惚気ける。


マジで最高なんだ
私の彼氏は。



彼と迎える2回目のバレンタインは
喜ばせるつもりが喜ばされて終わった。



非常に悔しい。



でも昨年私が渡したバレンタインデーのお菓子を覚えていなかったのでちょっとマイナスである。

そんなところも彼らしいから好きなのだけれど。




来年も絶対喜ばせるから
楽しみにするんだぞ!!!!!



その前に私は
もっと料理上手になろうな!!!!!


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