37. 蜜蜂と遠雷 連載からの加筆・修正 22

やっと、届きました。 再開できます。

星星峡 2011年11月号 N.166 P24-31
歓喜の歌

 間もなく、一次審査通過者の発表が始まるのだ。
 間もなく、一次予選通過者の発表が始まるのだ。

「参加者および関係者の皆様、一次審査お疲れ様でした」
「参加者および関係者の皆様、一時予選お疲れ様でし
た」

「無事一次審査が終了したことを、皆様に感謝申し上げたい
と思います」
「無事一次予選が終了したことを、皆様に感謝申し
上げたいと思います」

 皆の視線は、オリガの手元に集まっていた――彼女が手
にしている白い紙。一次審査通過者のリストだろう。
 皆の視線は、オリガの手元に集まっていた――彼
女が手にしている白い紙。一次予選通過者のリスト
だろう。

 オリガがふっと苦笑した。
*前に空白行

「それでは、皆さん待ち切れないようですから、二次審査
に残ったコンテスタントを発表いたします」
「それでは、皆さん待ち切れないようですから、二次
予選に残ったコンテスタントを発表いたします」

 いつのまにか、よばれた一次審査通過者は二十名を超え
ていた。
 いつのまにか、よばれた一次予選通過者は二十名
を超えていた。

 残席僅か。そんな言葉が頭に浮かぶ。
*前に空白行

「八十一番、風間塵」
*前後に空白行

「そして、八十八番。栄伝亜夜。以上、二十四名です」
*前に空白行

自分が一次審査を通過したのだと気付く。
自分が一次予選を通過したのだと気付く
ろび
 まだ舞台は続く---マサルとの勝負も。
*前後に空白行

 まだ舞台は続く---またあそこで弾くことができる。
*前に空白行

 ロビーの一角の掲示板に、一次審査通過者の名前が貼り
出されたので、その前に人だかりがある。明日からすぐに
三日間の二次審査だ。
 ロビーの一角の掲示板に、一次予選通過者の名前
が貼り出されたので、その前に人だかりがある。明
日からすぐに三日間の二次予選だ。

 興奮した笑みを浮かべながらも、そそくさと帰っていく
のは二次審査に残ったコンテスタント。彼らは二次審査の
準備があるのだ。
 興奮した笑みを浮かべながらも、そそくさと帰っ
ていくのは二次予選に残ったコンテスタント。彼ら
は二次予選の準備があるのだ。

 スタッフが、一次審査に残ったコンテスタントの写真に
リボンで作った花を付けている。審査を突破するたびに、
ひとつずつ花が増えていく仕組みである。
 スタッフが、一次予選に残ったコンテスタントの
写真にリボンで作った花を付けている。予選を突破
するたびに、ひとつずつ花が増えていく仕組みであ
る。

 雅美は今他のところを撮影に行っている。一緒に夕食が
てら軽く祝杯を挙げることにしているが、明日の二 次審査
の準備をする前に、一人で一次審査突破の喜びをゆっくり
噛みしめたかったのだ。
 雅美は今他のところを撮影に行っている。一緒に
夕食がてら軽く祝杯を挙げることにしているが、明
日の二次予選の準備をする前に、一人で一次予選
破の喜びをゆっくり噛みしめたかったのだ。

本 184-192

ふぅ、久しぶりにやると肩がこりますねぇ。
審査→予選がかなりありますが、一か所ですが、
オリガの講評の中の
この審査に落ちても は 審査のままでした。

あとは、おなじみの空白行の削除ですが、不思議と

「二十二番、高島明石」
これは、連載どおり前後に空白行
「三十番、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール」
これも、連載どおり前に空白行

に対して、先に書いてますが、風間塵と栄伝亜夜のところは、空白行が削除されてるんですねぇ。
なんでかなぁ。


では、今日はこんなところで。
明日からは二次審査(予選)です。


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