54.蜜蜂と遠雷 連載からの加筆・修正 40

星星峡 2013年8月号 No.187 P2-6
天国と地獄(承前)
本P305-310

 自分が落ちたのは納得がいかない、三次審査に残ったメ
ンバーと比べて自分が劣っているとはどうしても思えな
い、自分がどう劣っていたのか説明してもらいたい。
 自分が落ちたのは納得がいかない、三次予選に残
ったメンバーと比べて自分が劣っているとはどうして
も思えない、自分がどう劣っていたのか説明して
もらいたい。

「ああー三次審査進出、おめでとう」
「ああー三次予選進出、おめでとう」

 一次審査の時には向きになって否定した審査員が、二次
審査の後で少しずつ風間塵を認めるようになっていたのは
驚きだったが、三枝子自身も同じ体験をしたので、不思議
だとは思わなかった。しかし、やはり強く否定する審査員
はいたし、今度もまた、合格ラインすれすれのところで風
間塵は三次審査に残ったのだ。いま
 一次予選の時には向きになって否定した審査員が、
二次予選の後で少しずつ風間塵を認めるようになっ
ていたのは驚きだったが、三枝子自身も同じ体験を
したので、不思議だとは思わなかった。しかし、や
はり強く否定する審査員はいたし、今度もまた、合
格ラインすれすれのところで風間塵は三次予選に残
ったのだ。


*三枝子は噴き出した。
連載27では”吹き出し”になってましたが、今回は噴き出し、
途中で変えたんですかね。

Weblioみますと
三省堂 大辞林 第三版
ふき だ・す [3][0] 【吹(き)出す・噴(き)出す】
( 動サ五[四] )

(自動詞)
① 風が吹きはじめる。 「午後から風が-・す」
② 中から外に激しい勢いで出る。 「温泉が-・す」 「汗が-・す」 「不満が一気に-・す」
③ 草や木の芽が勢いよく出る。 「木々の芽が一斉に-・す」
④ 我慢できなくなって笑い出す。 「思わず-・す」

(他動詞)
① 内から外へ吹いて出す。 「タバコの煙を-・す」
② 勢いよく芽を出す。 「新芽を-・す」

うーーん、どっちでもいいかい。

とさらに調べたら、いやー調べてるひとましたよ。
https://xn--n8j9do164a.net/archives/6559.html

結構長いですが、結論からみると
噴くのほうが、勢いがあるみたい。

ということで、使い分けてるのかな。

明日からは、三次予選です。

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