51.蜜蜂と遠雷 連載からの加筆・修正 37


星星峡 2013年5月号 No,184 P10-13
春の祭典(承前)

本P285-289

 二次審査からは曲ごとに演奏者が挨拶し、拍手をしても
よいことになっている。
 二次予選からは曲ごとに演奏者が挨拶し、拍手を
してもよいことになっている。

 むしろ、譜面を消し去ろうとしているかのような―
*前後に空白行

 むきだしの、生まれたままの姿の音楽を舞台の上に出現
せしめる― 
 剥き出しの、生まれたままの姿の音楽を舞台の上に出現
せしめる― 

 風間塵の二次審査の最後の曲は、ショパン。スケルツォ
第三番、嬰ハ短調である。
 風間塵の二次予選の最後の曲は、ショパン。スケ
ルツォ第三番、嬰ハ短調である。


  スケルツォの三番というところも彼らしい。前の曲の
「小鳥に語るアシジの聖フランシス」からの流れにも合っ
ている感じだ。
スケルツォの三番というところも彼らしい。前の
曲の「小鳥に語るアッシジの聖フランチェス
」からの流れにも合っている感じだ。

*連載で本のP285に出てきた時は、あってたんですがね。

 うひゃ、これまた扇情的なショパン。
 うひゃ、これまた情的なショパン。

 彼が第三次審査に残るのであれば、それはそれで面白くな
るけれど。
 彼が第三次予選に残るのであれば、それはそれで面
白くなるけれど。

 マサルは、風間塵の三次審査のプログラムに興味を持っ
ていたので、ぜひともそれを聴きたかったのだ。
 マサルは、風間塵の三次予選のプログラムに興味
を持っていたので、ぜひともそれを聴きたかったの
だ。

 立ち上がり、スタンディング・オベーションをする観客
もそこここにいる。
 顔を赤くして、スタンディング・オベーションをする観客
もそこここにいる。

ページ数の割には多かったかな。 
立ち上がり、スタンディング・オベーションは 馬から落ちて落馬ですかね。

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