74.蜜蜂と遠雷　連載からの加筆・修正　６０

PONTOON　　2015年6月号　No.201　 P142-148
『仁義なき戦い』のテーマ
本　P431-440

本来のスケジュールならば、八時過ぎに
は第三次審査の結果が発表になっているは
ずだった。
　本来のスケジュールならば、八時過ぎには第三次
予選の結果が発表になっているはずだった。

　第三次審査が終わって、審査結果が出る
までと駅の近くでのんびりお茶を飲んでい
たら、のんびりしすぎていつのまにか発表
の時間になってしまっていた。
第三次予選が終わって、審査結果が出るまでと駅
の近くでのんびりお茶を飲んでいたら、のんびりし
すぎていつのまにか発表の時間になってしまってい
た。

　もはや、すっかり馴染みになった面子。
それでも、舞台を離れ、三次審査までを終
えてプレッシャーから解放されたせいか、
どの顔にも安堵と疲労、そして解放感が浮
かんでいるような気がした。
もはや、すっかり馴染みになった面子。それでも、
舞台を離れ、三次予選までを終えてプレッシャーか
ら解放されたせいか、どの顔にも安堵と疲労、そし
て解放感が浮かんでいるような気がした。

　「まさか、僕？」
　「僕？」

　ポソリと呟いたのを、亜夜は聞きとがめ
た。
　　ポソリと呟いたのを、亜夜は聞き咎めた。

　「第三次審査の結果を発表いたします」
　「第三次予選の結果を発表いたします」

「それでは、第三次審査の結果を発表いた
します。本選出場者は以下の六名です」
「それでは、第三次予選の結果果を発表いたします。
本選出場者は以下の六名です」

*なんか、凄いじらされるとこです。