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[ネタバレしかない] カルトに厳しいギャル レビュー

プラットフォーム:Steam
リリース:2024年5月3日
価格:500円
クリア時間:1.6時間
実績:全解除済み

いくらなんでも厳しすぎる!

同じ構文で「オタクに厳しいギャル」が存在したら、完全にオタクくんは血みどろグチャグチャになり、オタクくん絶滅必至。

オタクに優しいギャルが反転するとこんなことになるとは。優しさと厳しさの定義とはとても奥が深いものだなぁ。

ということで、ギャルの殺し屋が銃やナイフでひたすらカルトを倒していくゲーム。

グッチャグチャです

この前にクリアしたChildren of the Sunと基本的な設定が一緒だ。あっちもカルトに厳しいギャルだったのかもしれない。

ゲームシステムはまあ、言ってしまえば昔のDOOMかウルフェンシュタインだ。終わり!

ただ主人公がかわいいギャル。それだけで評価はアップなのだった。

オペレーターはギャルではなく真面目ちゃんなので、ギャルと真面目ちゃんの組み合わせは全人類が好きなはずなので、つまり全人類にオススメなゲーム。

主人公のドットは荒いのにオペレーターは細かい(敵グラは気にしてはいけない)

ノリノリな厳しさ、そして中指

ギャルはボイス付きで、ノリノリに殺戮していく。

そしてこのゲームの象徴でもある中指を立てまくる。両手で銃を持っているはずなのになぜ両手で中指を立てられるのか?それはきっとギャルの秘密なのだろう。気にしてはいけない。

中指はモザイクかけたりできるので安心!(なにが?

中指を立てるのは近接攻撃であるナイフでとどめを刺したときだけだが、ちょっと残念なことにこのナイフ、思ったよりも弱い。
最初の方の敵は一撃だが、中盤あたりから倒せなくなってきて、銃で撃ってからとどめに使ったり、左右にステップして敵の攻撃をかわしながら何度も切るなど、忙しくなる。一応無敵時間がついてるし攻撃範囲も見た目より広いのだが、調子こいてるとどんどんダメージを食らう。

しかもこちらに近寄ってきて自爆したり接触ダメージを与えてくる敵もモリモリ増えてくるので、近接無双というわけでは全然ない。

バリエーションに富む、結構硬い敵たち

更に中盤くらいからは敵の量が尋常ではなくなり、更にこちらに向かってくる敵まで出てくる。

チェーンソーの敵は硬いのに早く倒さないと足が速くて付きまとわれるとほぼ死。たまに壁に引っかかってくれているのが助かる。
スクショを撮っていると死ぬので撮る暇がなかった。

小さい悪霊みたいのを産む敵がいて、かなり硬いのでロケラン推奨だと思うのだが、産んだ敵が絶え間なく来るため、そいつらにロケランが誤爆してしまうウザさ。更にこの小さい敵はなぜか近接が一匹にしか当たらないため、一掃できない。非常〜に鬱陶しい。近接で一気に薙ぎ払えるだけでだいぶプレイフィールは変わったと思う。

気になったポイント

唯一気になったのは、ミニマップの位置。
マップが基本的に左下に表示されているのだが、真ん中に出すこともできる。こうすることで敵の位置が見やすくなるのでプレイしやすくなる…と思わせて、なぜか自キャラを表す白い点と、レティクルが地味にズレているためレティクルが見にくくなり、狙いがズレるという欠点がある。

つい白い点の方で照準を合わせてしまう

どうせなら全部中心に合わせてくれれば良いものを。

でも爽快で面白い

ただ、バランスが悪いかと言うとそんなことはなく、1ステージが短くやり直しが楽なため、敵の配置を覚えて的確に対処していくとどんどん上手くなる自分に気づけて気持ちがいい。

更に、DOOMありがちの、隠し部屋がそこそこある。何もなさそうな壁を触るとズゴゴゴと開く、ああいうやつではなく、スルッと通り抜けられるやつ。
ミニマップを見てると割とわかりやすく、他の開発者さんや実況者さんのコラボっぽい小ネタがあって楽しい。あと普通に難しいステージをスキップできたりもする。

インディーゲーム専門vtuberの人だ

ちなみにSteamdeckでプレイして、普通に問題なく遊べた。タイトル画面とかでは多少マウスとクリックが必要ではあるが。
あと、隠しエリアにある動画に飛べるよみたいなのはキーボードが必要だったし、ストアページには飛べなかった。仕方がない。

ED曲のボイス種類を選べ過ぎな上にネタかと思った作者verが案外上手くておお…となる。

エンディングのゆる絵が良い

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