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最初っからうまくいくとは限らないのが人生

すっぱいパン、ってみんな食べたことある??

上に乗ってるフルーツとか中のクリームが、ってことではなくてパン自体がすっぱい。

ドイツのパンとかライ麦主体のパンはほのかな酸味があるのが特徴だけど、のどにすっぱさが残るくらいすっぱいパンを食べたのは、長い人生ではじめてかも。

いや、自分が作ったパンだけどね。

ぺったんこ・・・

今日のパンは、やっと完成した自家製天然酵母を使ったパン。

こんなムラのある焼き目がついたのは初めてだし、ハード系なのに皮がやわらかく仕上がったのも初めて。

焼きたてのパンを見た奥様の第一声は、

「いや、案外おいしそうちゃう?」


だったのに、一切れ食べてもらうと、


「すっぱ!」


今回は小麦粉やライ麦粉で起こした天然酵母で、酸味があるのが特徴ではある。

ただ、「すっぱ!」なんて叫ぶほどすっぱいのは明らかに失敗。

残りのパンを食べ切るかどうかは、今日明日の体調をみて考えることとします・・・

自家製酵母を使ったパン作りは、安定して美味しいパンが作れるようになるまでなんども経験を積んで調整をしていかないといけないとは聞いていたけれど、1回目からまあまあなできのパンが焼けたりして、なんて甘いこと考えていたのはないしょ。

振り返ればいくつか反省すべき点にも気づいたので、次回のパン作りではもっとおいしいパンが作れるように工夫してみよう。

でも、すっぱさの向こう側に、以前シークヮーサーで起こした天然酵母で作ったパンと同じような方向性のうま味が隠れているのにも気づいた。

イーストを使ったパンとは違った複雑なうま味。
きっとこれが天然酵母パンの人気のひみつなんだろうね。

天然酵母パンのうまみが最大限に味わえるパンが焼けるその日まで、試行錯誤を繰り返していこう。

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