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バイアスを知り、後悔しない選択を

「バイアス」って知っていますか?

仕事の中で聞く機会も増えてきていると思います。

「バイアス」とgoogle先生に質問するとこんな回答がかえってきます。

バイアス
1.織り目に対して斜めに切ったきれ。ななめぎれ。
 「―テープ」
2.かたより。
 「―がかかる」

バイアスって、厄介なものです。
「バイアスにかかる」と、思考が惑わされ正しい判断ができなくなります。

例えば「いまの仕事は辛いけど、生活のためには続けるしか無い」
これもバイアスのせいで正しく考えられれていない可能性が高いです。


「バイアスってなんなの?」
「どうすればバイアスを避けることが出来るの?」

前半は解説するとともに、バイアスを避ける方法を紹介します。
後半は3つのバイアスを紹介します。

バイアスとは

バイアス とは 簡単にいうと「思考のクセ」です。

バイアスは無意識にかかるものです。
普段は気づかずに生活していますが、多くのバイアスに影響されながら生活をしています。

バイアスは分かってるだけでも60~90種類ほど存在しているとのこと。

バイアスの怖いところは、正しい判断が行えなくなること。
新しいことにチャレンジできなくなってしまうこと。

「どうせ無理だ」
「なにやっても変わらない」

それはバイアスが、あなたを惑わしているせい。

じゃあどうすればバイアスから逃れられるのか?

バイアスは知るだけで、避けることが出来る

バイアスを避ける方法は簡単です。
どんなバイアスがあるのかを知るだけ。

知らなければ、気づかずにバイアスに支配されてしまう。

バイアスを知ることで、行動する前に
「あれ?これってあのバイアスかも」
と、いったん踏みとどまる・考えることが出来るようになります。

考える事ができれば、バイアスに支配されることはなくります。
より正しい判断ができるようになります。

知っておきたいバイアス3つ

多くあるバイアスの中から、特に気になったバイアスを3つ紹介します。
バイアスに興味が出てきたら是非、ほかにもどんなものがあるか調べて見てください。

現状維持バイアス

・人間関係で苦しいけど、変えるのも大変だから続ける。
・残業が多いけど残業代はろくにでない。けど、続けてる。

明らかに今の状況が悪いのに変えられない。
そんな状態に陥るのはこの「現状維持バイアス」にかかっているから。

人は変化を嫌うもの。
これは太古から人に刷り込まれた本能。

変えることはリスクがあるから、避けてしまいがち。
リスクを取るなら、いまのままでいい。

「これは、現状維持バイアスにかかっているかも」
本当に今のままで良いのか、考えてみてください。

ネガティブバイアス

ついついマイナスの出来事に引き寄せられてしまうこと。
マイナス思考の人がもつことが多いバイアス。

あまりに不幸な目に合うから、
「そんな星の下に生まれてしまったんだ」
と、思ってマイナス思考になってしまう。

一つのことにとらわれやすく、周りを見ることが出来なくなってしまいます。

「最近失敗ばっかりだな」と感じたら、このバイアスを疑ってみて。

真実隠蔽バイアス

「周りの空気を読んで、ここは黙っていよう」
「これを言ったら、もしかしたら嫌われるかもしれない」

大人になれば、空気を読んで言えないことは山程ありますよね。

それは「真実隠蔽バイアス」。

そんなこといわれても、と思われますよね。

例えば素直に物事を伝えてくれる人に対して、あなたはどう感じますか?
少なくとも、悪いイメージはないですよね。
むしろ好感を持つことが多いと思いかも。

大切な人とコミュニケーションで、このバイアス支配されてしまうと、いつまでたっても関係が深まりにくくなります。
偽ってそうな人と仲良くはなりたくないですよね。

正直に思いを伝えることで、関係も深まりやすいことが研究でも分かっています。
ぜひ、少しでも正直に思いを伝えてみましょう。

終わりに

・バイアスとは思考のクセ
・知らいない間にバイアスに試合されている
・バイアスを知るだけで、効果あり
・いまを変えたくない「現状維持バイアス」
・マイナス思考になりがちな「ネガティブバイアス」
・怖くて本当のことを言えない「真実隠蔽バイアス」

バイアスを知ることで無意識に誘導されることがなくなります。
これを読んで、少しでもチャレンジ出来るような行動につながってもらえれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


※バイアスに興味が出てきたら、ぜひこの本を読んでみてください。
バイアスを知る以外にも、具体的な対処法が紹介されています。
20のバイアスについても解説されており、図解付きで頭にスッと入ってきます。
DaiGoさんが書いているので読みやすいです。
現状を変えたいけど変えられない、そんな方は読めば変わります。


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