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どんなことを考えているのかを言葉で伝えてくれると、嬉しい。

次女。朝起きての第一声が泣き声ではなくなりつつある2歳半。

今朝は初めて、「パパ、なに、ちてんの〜」と、ねぼけまなこをこすりながら呟いた。妙に嬉しくなった。

どんなことを考えているのかを言葉で伝えてくれると、嬉しい。

夕方、外に連れ出すと、とにかく抱っこをせがむ。長女のときとおんなじだ。肩車のほうがまだ楽なんだけど、抱っこがいいらしく、「だっこ、だっこ〜」の一点張りである。「歩いてください」「やーだーよー」の会話が最近はできるようになって、それは嬉しい。

次女は笑顔が多い。道ゆく人にも愛想がいい。二人目ということもあり、親がリラックスしてるからなのかなという気もするし、遺伝子の配合によるのかもしれない。両方かもしれないし、全然違う因子なのかもしれない。本当のところは、きっと誰にもわからない。

最近、読書が面白い。言葉のこと、心のこと、時間のこと。相変わらず、仏教も禅も読むし、一昨日は旧約聖書について読んだんだけど、これがまた感銘を受けた。コヘレトの言葉。そうやって、あらゆる分野の本を読むのは、この世界の、あるいは人間の成り立ちについて考えたいからだ。しかし、読めば読むほど、この世界の、あるいは人間の成り立ちが、仕組みが、人間には全然わかってないんだなということがわかる。

一方で、子どもと会話をすると、仕組みはわからなくても、生きていくことは可能なんだなぁと思う。やーだーよー、とか、くーださーいな〜、とか、そんな言葉のひとつかふたつがありさえすれば、たったそれだけのことで、救われる。

ギャン泣き期もそろそろピークアウトが近づいてきただろうか。ここを乗り越えると、多少落ち着いてくるのかなと昨夜、食事をしながら妻と話していた。

(ようへい)

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