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歳をとるということ

還暦を過ぎて

歳をとるということは、自分の身体に、あちこちストレスを抱え続けながら生きなきゃいけない。

そういうふうになっていくことだなんだなと思うようになった。

僕は脳出血のキャリアだから、右腕は痺れっぱなし。目には、ものが二重に見えるという「複視」という後遺症もあり、調子が悪い日には、10年以上経った今も呂律が回らなくなる。
右脚は血行不良、連続して歩くとすぐに、右脚はだるくなる。
駅の階段で突然、右脚の自由が効かなくなり、あっけなく転けることがある。下りはもともと恐る恐るなので、まだ「上り」での経験しかないけれど、年に1回くらい。でも、だからこそ常時緊張を強いられるし、クルマやチャリンコは無理だなぁと思っている。

そんなところに

昨年、一昨年と、コロナだか悪性インフル(未だに発揮致死ない)にやられて「熱が37度から39度を繰り返す1ヶ月」を2度、これで、幼少時の大病がたたって、もともと腎臓が弱いところにオーバードーズが重なって、大ムクミから激ヤセ。なぜか、右麻痺の状況も車椅子を降りた直後くらいに戻ってしまった。

(で。映画1本、観れないくらい、トイレ近い)

この3月には久々に重症の帯状疱疹、左の頭から首に出て、腎臓が弱っていたので、いっときお岩さん状態に。ピリピリするわけだから、ストレスフル。しんどかった。

(回復するも今も帯状疱疹の残り香はある状態)

で。だるい、気力がわかない。食欲がない。

今も長い文章は、読めず、書けず。
これは、仕事の進捗に大きく関わって心理的にも大ストレス。

あゝ、早く殺してくれ…が本音の状態。

でも、これが歳をとるということなんだな、と。

もともと長生きはしたくなくて
高い確率で将来「おひとりさま」になる奥さんのためのシェルターを
メイキングする仕事を仕上げるのに、あと10年として
そのあたりでお役御免を考えていたけれど
ホントにそういうことが現実味を帯びてきた。

(それくらいシンドい)

でも、この10年
この身体を使いこなしていかなければ。

まぁ人工「左ギッチョ」にしたり
脳出血のときもそれなりに対応して今日があるわけだけど

それにしてもシンドイな。

推計によれば、100歳まで生きなきゃならない確率が高い世代。
70歳代であの世に行ければラッキーなんだけど、

それでも、この10年がシンドい。