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特技で円谷英二監督が参加されているから、そういう意味では特撮映画なのかもしれない。主演はフランキー堺さんと乙羽信子さん(ご夫婦役)、その長女が星由里子さんで、彼女の恋人で若き船員役に宝田明さん、脇を固めるのは、山村聰さん、東野英治郎さん、笠智衆さん、上原謙さん(加山雄三さんのお父さん)などなど、当時、いわゆるオールスターオールスター・キャストで製作された作品だ。 映画「世界大戦争」(東宝) 1961(昭和36)年10月に公開されたこの映画は、東西冷戦の中、ついに両陣営によ
ときどきCSやUHF局などで「傷だらけの天使」が再放送される。 1974年からの放送、全26話。すでに伝説となっているTVドラマが、今になって観ると、出口のない「下流社会」に生きる若者たちを描いたドラマでもあったな、と。 (1974年当時は、そんなふうに観ることはできなかった) 学歴もなく、老後なんて気にする必要があるかと思えるほどに「死」は隣り合わせ。いつだって誰かに利用されながら、でも、もがきながらも懸命に生きている。ずる賢くなく、まっすぐに生きていく若者たちの悲劇と
曲名「アカシアの雨がやむとき」 アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなったわたしを見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか この詞を書かれたのは、故・水木かおるさん。1960年代の歌謡史を語る上で、外すことができないといわれている大ヒット曲(1960年発売)。藤原秀行さんがおつくりになられたメロディーも、また、この歌を唱われた西田佐知子さんの声や、感情を押し殺したようなソリッドな歌唱法も含め、どーんと悲し
いまや、宇多田ヒカルさんのお母さんとしての方が知名度があるかもしれない藤圭子さん歌唱による楽曲「圭子の夢は夜ひらく」。1970年の大ヒット曲だ。 藤圭子さんは1951年生まれの方だから、当時は、アイドルな年齢。それで、この楽曲を唱っているわけです。しかも、わざわざ題名に「圭子の」と銘打たれてるくらいですから、自伝的な歌であるかのようなイメージづけもなされている。 上記したのは、1番と2番の歌詞(作詞は「石川まさを」さんです)。三番以降は と続く。 1970年5月からオ