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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 30.11.2023

Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 30 November 2023

日本語訳:

  • ロシア空挺軍、いわゆるVDVが、新しく編成した第104親衛空挺師団(第104 GAD)をウクライナに初めて配置し始めている可能性は高い。この師団はおそらくヘルソン州に集結しつつある。

  • 2023年8月、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が第104 GADを再び編成する計画を発表した。この部隊は以前の1998年、より小型の旅団規模部隊に縮小されていた。第104 GAD隷下部隊に第337連隊と追加の戦闘連隊、そして第52砲兵旅団が含まれる可能性は高い。

  • 第104 GADが加わったことで、VDVの戦闘序列に含まれる師団数は5個に増えることになる。第104 GADは適切な訓練がなされない可能性が高く、VDVのかつてのエリート部隊としての水準に達する可能性は低い。この部隊がヘルソン方面を受けもつロシア軍の将軍から細かな監査を受けることになる可能性は高い。その将軍とはミハイル・テプリンスキー大将のことで、彼の基本的な地位は、VDVの総司令官である。

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