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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 30.06.2024
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 30 June 2024.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) June 30, 2024
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Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 30 June 2024
日本語訳
ハルキウ州ヴォウチャンシク[Vovchansk]では、骨材プラントに戦闘の焦点があたっていると伝えられている。骨材プラントはこの都市の南東部に位置する防御拠点であり、ウクライナ軍はロシア軍をここから追い出そうとしているところだ。直近の72時間以内でのチャシウ・ヤール[Chasiv Yar]周辺におけるロシア軍の前進は確認されていない。ただし、イヴァニウシケ[Ivanivske]とクリシチーウカ[Klishchiivka]における戦闘が最も激しくなっている模様だ。なお、ウクライナ軍はクリシチーウカで反撃を仕掛けていると報じられており、戦術レベルで領土を奪還している模様だ。
ドネツィク市の西に位置するクラヒウ[Kurakhiv(Kurakhoveのことか)]方面において、ロシア軍はクラスノホリウカ[Krasnohorivka]という小都市のなかでさらに前進しており、現在、同軍がこの小都市のほとんどを制圧している可能性は高い。一方でウクライナ軍はここの北部区画のごく一部のみに展開しているものと思われる。
アウジーウカ[Avdiivka]〜ポクロウシク[Pokrovsk]地区は今でもロシア側の主たる重点であり、ロシア軍の作戦遂行テンポは高いままだ。また、ニウ・ヨルク[Niu-York]やピウニチネ[Pivnichne]、ピウデンネ[Pivdenne]といった村落に向かう相対的に広域な前線上で、ロシア軍はわずかだが前進している。ロシア軍がウクライナ軍守備戦力にかける圧力を維持しつつ、機会主義的な領土占領を窺おうとしているなか、次の1週間も、アウジーウカ〜ポクロウシク地区が、ロシア軍にとって重要な作戦上の重点地区であり続ける可能性は高い。
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