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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 19.03.2024

UK DEFENCE INTELLIGENCE:
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 19 March 2024

日本語訳

  • 非対称的な海軍攻撃作戦の遂行において、ウクライナが継続な成果をあげていることが、2024年3月17日のロシア国防相セルゲイ・ショイグの黒海艦隊(BSF)司令部訪問を引き起こした。ショイグはウクライナ軍作戦に関する最新情報を受け取り、この地方におけるロシア海軍アセットの能力発揮状況に関して議論を行った。ロシア国防省によると、ショイグはBSFの部隊・艦隊向けの新たな措置を発表したとのことで、その措置の目的は、無人航空機(UAV)及び無人水上艇(USV)からの脅威を弱めることにあるという。

  • 艦艇に乗船する要員が昼夜問わずに攻撃をすばやく撃退できるようにするための、対UAV/USV即応演習を日々実行することが強調された。また、防衛能力を強化するために、大口径兵器を何らかの軍事アセットに追加で取り付けるよう、ショイグは命じている。

  • ロシア海軍の損失が増えつつあるなか、同海軍が黒海東部での任務行動を制限せざるを得なくなっている可能性は高く、ウクライナに対するロシア海軍の脅威認識は高まっている。ウクライナが長距離攻撃のチャンスを見つけようとし続けるなか、ロシア国防省は黒海の自国艦隊を保全する取り組みを強化するよう促されている。

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