【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 18.10.2023
日本語訳:
過去2週間、クプヤンシク〜リマン軸におけるロシア軍の攻勢的な動きがかなり活発になっている。ロシア軍の砲撃が激しくなっており、ロシア第6・第25諸兵科連合軍と第1親衛戦車軍に属する部隊が攻撃を進めている。だが、その成果は限られている。
この動きが、ロシア軍が現在進めているウクライナ東部における複数軸からの攻勢の一部である可能性は極めて高い。クプヤンシク〜リマン攻勢軸に展開するロシア地上軍(RGF)の目標は、オスキル川への西進にあるはずで、そうすることでルハンシク州の周囲に緩衝地帯をつくるつもりなのだろう。
RGFはここ数カ月間、クプヤンシク〜リマン方面での戦闘能力の構築を続けてきた。だが、ウクライナ軍はこのロシア軍攻勢軸において、相当な防衛戦力の展開を維持しているため、RGFが大規模な作戦レベルの突破を成し遂げる可能性は極めて低い。
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