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メルカリは金融機関になるかもしれない。

新聞の記事より、メルカリが本人確認制度にマイナンバーを登録するようにアカウント保持者に要求している。この流れは少し前の証券会社の投資にあたり、マイナンバーカードの番号を要求してきた流れと似ている気がする。

証券会社はマイナンバーカードを本人確認用に取得したが、ではメルカリはマイナンバーカードの情報を取得して何をするか。すでにメルカリはフリマアプリから始まり、メルペイをはじめとする決済機能、クレジットカードのように一定額を翌月にまとめて払うメルペイスマート、リボ払いのような決済方法や後払いも実装した。まるでPayPalのようだ。PayPalは世界中で割高な手数料だか、安全な決済手段として広く使われている。

話がそれたが、メルカリの今後の辿る道は、所管で見るとまず、証券講座部門を立ち上げる、そこにはメルカリと相性のいいドコモのdポイントも便乗してdポイントで証券や債券取引ができるようなプラットフォームを作るだろう。楽天銀行や楽天クレジットとは順番が逆になるが、メルカリは証券口座に現金などをチャージするために既存の銀行だけでなく、自前のネット銀行「メルカリ銀行」「メルカリクレジット」をローンチし、メルカリ商圏域を拡大させる可能性がある。そうなれば、ソニー銀行や他のネット銀行の流れと同じで、他にも金融機関が携われる業種はある。生命保険に損害保険、投資信託、ファンド運用など。

Amazonは今はAmazon決済を他の通信販売上でも見かけるが、同様にメルカリのメルペイ決済を他の通販サイトの決済手段に使わせて手数料収入を定量的取るのは手数料ビジネスの定石だ。

今後のメルカリの動き、決算報告が楽しみだ。


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