見出し画像

日記:このLIVE、この距離

8/25(日)

夕方からLIVEを観に行く日。

午前中はポッドキャストの編集とかしてたんじゃないかな。もう編集はし終えてアップロードするだけなのに、何度あげてもエラーが起きてダメだった。一旦諦める。


今日のLIVEは珍しく昭島で開催されるらしく、家から自転車で行けるしよく知ってる場所なので良い。けど、午後から雨が降る予報だったので雨雲レーダーと空と時計とをぐるぐる見続けていた。

結局、向かってる最中には降らなそうだったので自転車にした。

蒸し暑くて到着する頃には汗だくだろうから、時間にはだいぶ余裕を持たせ更には短パンにサッカーのユニ姿。



最近、ずっと自転車の調子が悪すぎる。原因はわかってて早くメンテナンスしてあげようと思っているがついつい先延ばしにしてる。


到着。意外と汗じみはなかった。流石ゲームシャツ。


会場近くの商業施設で涼む。久しぶりに来た。小中の頃を思い出す。


ユニクロでポロシャツを試着した。着丈や身幅はLサイズでちょうどいいのに肩幅が合わなすぎる。自分が肩幅広いという事実をこんなに突きつけられたのは初めてだ。今までの服はそこまで感じたことなかったんだけどな。肩幅なんて測ったことないからわからないけど、水泳やめて以降も広くなってる可能性ある?

ズボンを2着買った。セルフレジで会計を済ませようとしたとき、ユニクロアプリにオンライン購入限定500円引きクーポンがあることを知り踵を返しスマホ内購入。



本屋に行った。このごろアウトドア欲が高まっているので登山初心者向けの本を試読した。すると、距離も難易度も景色もなかなか良い感じの場所が紹介されていたのですぐさま友達に「行こうぜ!」とLINEした。



そろそろLIVEの開場時間なので会場に向かった。ああいうとき、ぞろぞろ同じ方向に向かってる人たち全員同じ目的なの面白い。


着いた。まだ開場しておらずロビーが人でいっぱいだった。市民会館なので全然広くなく密度もかなり高かった。



開いた。入場しながら自分の座席位置を確認するとかなり前の方で嬉しかった。

このLIVEを!
この距離で!


開演までは他のお客さんを見たりして、誰目当てなんだろうとか考えてた。



始まった。舞台中央スポットライトに照らされマイクの前にアコギが5本横並び。会場がおぉ〜となった。

すると、本公演の言い出しっぺ前野健太がMCとして出てきて口上。この人のことは名前と見た目しか知らなかったけど、話しが上手ですぐに好きになった。

最初のアーティストを呼び込むときに前野健太がその人の曲をカヴァーする演出が良かった。

1番目に出てきたのが柳瀬二郎。嬉しかったしやっぱすごい近かった。自分も口パクで歌った。良かった。だけど、会場全体としてはアウェーだったと思う。柳瀬二郎目的、betcover!!!!を知ってる人が少なくてあまり盛り上がってなかった。柳瀬二郎もそれを感じてるようだった。それが原因かわからないけど10分巻きで終わった。

あの空気すごい苦手だ。客の一人として申し訳なくなっちゃう。でも、betcover!!!(柳瀬二郎の演奏)の特徴としてLIVEでは曲を結構アレンジするし終わりもハッキリとしてないというところで仕方ないところもあるのかもしれない。悔しいな。

演奏終了後、前野健太が出てきてトークの時間があった。柳瀬二郎が喋ってる姿なんて滅多に見れないから歓喜だった。そこでも前野健太は流石だった。もともと口下手で今回はお客さんにもあまり知られておらず誤解されやすい雰囲気がある柳瀬二郎とのトークでしっかりと笑いを起こしていた。好き。今回の会場は柳瀬二郎が提案したという話も嬉しかった。

2番目、Bialy Stocksのボーカル、甫木元空(ほぎもと そら)。Bialy Stocksは数曲聴いたことあるけど全然憶えてないのでどんなものかと構えていたら、歌が上手すぎた。きれいな声、みんなに刺さりやすいような曲。一曲ごとの終わらせ方もきっと柳瀬二郎のを見て調整しただろうというぐらいわかりやすい。流石、プロだなと思った。

2、3曲目くらいで自分の隣に座ってた女性が泣き始めた。40〜50代に見えて勝手に前野健太目当てなのかなと思ってたので意外だった。



3人目、友川カズキ。おじいさん。申し訳ないが全く存じ上げなかった。大御所の人だろうと思っていた。結構しゃべりながら演奏するタイプで自己紹介もしていて、そこで「いつもはほんとに小さいとこでやってる」だとか「僕はヒットが一つもない」と言っていたので自分のイメージとは違ったらしい。

この方の曲を全然知らないのでまた会場の雰囲気が微妙になっちゃうかなと不安になっていたら、演奏の覇気が凄まじいのとトークが上手いので大盛況だった。期待値と実力のギャップで1番盛り上がってたかもしれない。



4人目、カネコアヤノ。自分の大本命。ごめん、逆に言うことない。最高だった。もちろん全曲口パクで歌った。アーティストの見た目に言及するのはあまり好きじゃないんだけど、それにしても綺麗だった。髪が外巻きでツヤツヤだった。『さびしくない』を生で初めて聴けて良かった。

カネコアヤノも普段LIVE中は口数少ないんだけど前野健太とのトークタイムでいっぱい喋っていて嬉しかった。


5人目、言い出しっぺの前野健太。この人の曲も全然知らないかったけど、アツくてほんとにすごく良かった。2本ギターを使いどちらの弦も掻き切っていた。『マシソヨ、サムゲタン』の大合唱、楽しかった。


最後、前野健太がさっき即興で作ったという『世界歌自慢大会のテーマ曲』を今回の出演者全員で歌ってくれた。正直、グダつきかけてたが、ここで柳瀬二郎がちゃんと歌っていてしかも曲調と彼の声質がぴったりだったので最高だった。


終演。

前野健太が無さそうとは言ってたけど第二回が開催されるといいな。



みんなが駅に向かう中、自分はそんな人混みを尻目に自転車で颯爽と帰るのであった。





おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?