【新しいことを知る】Wi-Fiルーターを選別します【楽天ひかり】

以前インターネット業者の選別記事を書きました。

この記事をもとに実際にインターネット業者を乗り換えることにし、7月10日から新しい業者に変わります。
新しく契約したのはタイトルにもあるとおり楽天ひかりです。
その理由はいくつかあります。

長く契約することを想定した場合の利用料金が最も安い
利用料金の支払いで楽天ポイントを貯めることができる
楽天市場でのSPU(溜まるポイントが多くなる)に対応している

この辺りが決め手となりました。本当はNURO光が良かったのですが、私が住んでいる地域が非対応地域であったので仕方なしに別の選択肢を選ぶことにしました。

楽天ひかりに関しては調べてみると、案外遅いというレビューもあったのですが使用するルーターが悪かったとか設定がうまくできていないとかいう指摘も散見されたので、きちんとすれば大丈夫かなぁという認識です。

ということで今回は楽天ひかりが実際に運用し始めるまでの準備をしたいと思います。その準備とは楽天ひかりに対応したルーターを購入することです。

楽天ひかりの特徴
IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)によるインターネット接続を提供している
楽天ひかりのIPv6のネットワークはクロスパスと呼ばれるものを使用している
最大1Gbpsの高速インターネット

このようにまとめてみましたが、どこのインターネット業者でも基本的には変わりはないです。IPv6と呼ばれる接続方式を採用していますし、最大1Gbpsというのも多くの業者が謳っていることです。その中でもNURO光が2Gbpsといっていたので魅力だったんですよね。
話を楽天ひかりに戻しますが、注意しなければならないのがIPv6のネットワークシステムです。このシステムにはいくつか種類があります。v6プラス、IPv6オプション、OCNヴァーチャルコネクト、そしてクロスパスです。
インターネット業者によって採用しているシステムが異なるのですが、主なインターネット業者の中で楽天ひかりだけがクロスパスを採用しているようです。

どのような業者がどれを採用しているのかは次のHPがわかりやすいです。

以上を参考にしてルーター選びのポイントをまとめるとするならば、次のようになるでしょう。

MAXで1Gbps(1000Mgbs)の通信ができるもの
クロスパスに対応しているもの
2階建て戸建て物件に対応しているもの

2階建ての戸建てに対応しているものというのは、年末ごろに控えているマイホームへの引っ越しを見越しての判断です。現在のマンションでは必要のないものではありますが、長く使うことを想定しています。

上記のHPを参考にすると、建物全体に電波を送り届かせたいのであれば2.4GHz帯のものを発することができるものを選びたいですね。といってもそこに関してはどのルーターも機能は備えているのではないでしょうか。
問題は2.4GHzと5Ghzの切り替えが必要かそうでないかだと思います。
どちらもスマホの操作で電波を切り替えられるのであればそれでいいと思います。そこもほとんどの機種はそのようになっていると思います。

気になったのはビームフォーミングという言葉です。

ビームフォーミングではWi-Fiに接続しているデバイスの場所や距離を検知して、それに見合った強さの電波を発信します。デバイスの環境に合わせて電波が届くので、従来の無線LANルーターを使うよりもWi-Fiが繋がりやすい状態になるのです。
無線LANルーターとデバイスの距離による速度低下を防ぐ役割もしていて、2階などの離れた場所でも安定した通信速度を出してくれます。Buffaloの公式サイトを見ると、ビームフォーミング対応機種の通信速度は非対応機種より20%も速くなるとされています。

このHPによれば、ビームフォーミングは接続機器との間にある障害物を認識するため効果的な発信が行えるそうです。

もうひとつ気になったのがメッシュWi-Fiです。

メッシュWi-Fiでは、モデムに接続したメインルーター以外に、「サテライトルーター」とも呼ばれるルーターを複数設置します。
例えば、一戸建ての家屋でメインルーターが1階のリビングにあるなら、サテライトルーターはリビングから離れた部屋や2階に設置するといいでしょう。セットアップも特に難しくありません。各メーカーから発売されているセットを購入すれば、メインルーターとサテライトルーターの接続設定は自動で行われます。
設置されたメインルーターとサテライトルーターは、お互いに電波を送信し合って、大きなWi-Fi(無線LAN)ネットワークを構築します。
一般的なWi-Fi(無線LAN)で電波が弱くなる理由は、端末とルーターのあいだに障害物や距離があるからです。メッシュWi-Fiではサテライトルーターがメインルーターと同じ働きをするので、サテライトルーターさえあれば、メインルーターの近くにいるのと同じ効果が得られます。どこにいても電波が弱くなることなく、快適にインターネットを活用できるのです。

メッシュWi-Fiと中継器の違い
メッシュWi-Fiに似たものに「中継器」がありますが、こちらはメインルーターと同じ働きをするわけではなく、あくまで電波を中継して届く範囲を広げるだけです。Wi-Fi(無線LAN)の接続先も自動で最適なものを選ぶわけではないので、自分の部屋で中継器に接続していて、その後メインルーターの近くに移動したのに中継器に接続したままで接続が不安定…ということもあります。その場合は、利用者が自分で接続先を変更する必要があります。

少し長い引用になってしまいましたが、中継機に似たサテライトルーターというものを設置することによって安定した電波を供給する方式のようですね。
サテライトルーターを用意する分、費用がかさんでしまうのが難点のようです。

素人には中継機との違いがいまいちわかりませんが、中継機を利用するのはどうなのでしょうか。

ここでの説明を見る限りでは1階に親機、2階廊下に中継機を設置するといった方法は有効なように思われます。

またアンテナは内臓型と外付け型があるようですね。
外付け型は任意の方向にアンテナを向けることができるため、必要な方向に電波を向けることができ上の階でもしっかり届きそうです。
戸建て住宅であれば、可能なのであれば外付け式がいいですね。その場合だと中継機の必要は無くなりそうです。

ということで改めてまとめてみると、

MAXで1Gbps(1000Mgbs)の通信ができるもの
クロスパスに対応しているもの
ビームフォーミング対応
内蔵アンテナ(中継機有り)or外付けアンテナ

こんな感じですね。アンテナに関してはどちらでも良さそうです。値段を見て考えることにします。

それでは実際に購入するルーターを選別していきたいと思います。
クロスパス対応のルーターを調べましたが、参考にしたのは楽天ひかりの公式HPです。

NEC 無線ルーター PA-WG2600HS2 Aterm [ac]
値段:7670円
ビームフォーミングあり
最大1733Mbps
中継機設置可能
3階建て戸建て向き
Wi-Fi5

バッファロー WXR-5700AX7S/D

値段:23980円
ビームフォーミングあり
最大4803Mbps
中継機設置可能
3階でも問題なし
Wi-Fi6
外付けアンテナ

バッファローWSR-3200AX4S-BK

値段:12000円
ビームフォーミングあり
最大2401Mbps
3階でも問題なし
中継機設置可能
Wi-Fi6

バッファローWSR-1800AX4S-BK

値段:7600円
ビームフォーミングあり
最大1201Mbps
対応階層不明
中継機設置可能
Wi-Fi6

I-O DATA WN-DAX1800GR
値段:7800円
ビームフォーミングあり
最大1201Mbps
対応階層不明
中継機設定可能
Wi-Fi6

エレコム WRC-X3200GST3-B
値段:12606円
ビームフォーミングあり
最大2402Mbps
3階建て戸建て向き
中継機設定可能
Wi-Fi6

こうやって比較してみると、バッファローWSR-3200AX4S-BKかエレコム WRC-X3200GST3-Bかなあという感じです。
この記事では触れてきませんでしたが、どちらもWi-Fi6という規格を有しており、通信も早くなる要素を持っています。しかし調べてみると、バッファローの方は2.4GHz帯ではWi-Fi4になるようですね。
悩ましいのはおすすめのルーターで調べてみるとバッファローの方はよくみるのですが、エレコムの方は出てこないことです。レビューを見ても数的に多いのもバッファローです。
公式HPの説明を見ると、バッファローの方は2階建てを想定した書き方なのに対して、エレコムは3階建てを見越した書き方でした。そのため有効範囲としてはエレコムの方が有利なのかもしれません。マイホームの予定ではルーター設置場所と寝室が対極になるので気になる部分ではあります。
そういう意味ではエレコムの方がいいのかもしれません。

最後に

今回調べてみた結論としてはエレコムでいってみようと思います。
バッファローは現在使っているメーカーですしルーターに関しては非常に評判は良いのですが、ここは調べた自分を信じてみたいと思います。
楽天ひかりを契約している方でこれを使っているというのがあればぜひ教えてくださいね。






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