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【新しいことを知る】爪がデコボコだったり、線が入ってたりするのはなぜ?

今日のタイトルは長年の疑問です。
私の右手の親指の爪には縦方向に一本黒い線が入っています。
幼少期にはなかったはずなのですが知らないうちにできてしまって、それからずっと線画消えません。これは一体なんなのでしょうか。

また、年々爪がデコボコ、ざらざらになってきていると感じるのですが、その原因はなんなのかを調べたいと思います。

【爪の構造】

そもそも爪はどのような構造になっているのでしょうか。

ロート製薬のHPには画像付きでわかりやすい解説をしてくれています。

「爪甲(そうこう)」「爪郭(そうかく)」「爪母(そうぼ)」「爪床(そうしょう)」から成り、さらに細分化された名称をもっています。私たちが通常「爪」と呼ぶ部分は爪甲にあたり、爪甲を取り囲む皮膚を爪郭といいます。爪甲は爪母から作られており、爪の根元にある「爪半月」も爪母の一部です。爪床は爪甲の裏側にある皮膚のことで、爪甲に密着しています。

爪も部位によって細かく分かれているんですね。

爪の最大の役割は、指で物をつかむときや力を入れる時の支えです。
実は人間の手や足の骨は指先まで達しておらず、爪がないと上手く力を入れることができません。そのため、爪があることで指先に力を入れることができ、細かい作業もできるようになっているのです。
また、立っているときや歩くときも指先に力を入れることが必要なので、爪がなければバランスが取れず、歩けない状態に陥ってしまいます。それほどまでに爪は重要な役割を果たしています。さらに、指先には神経が集中しているため、指先を保護する役割も担っています。
他にも、爪は「健康のバロメーター」と呼ばれており、体の栄養や血流の状態が爪を作る部分にも影響するので、爪の色や形状に表れてくることがわかっています。

爪は硬いので指先を保護する役割なのかと思うとそれだけでなく、その硬い爪があるからこそ体を支えてくれるのいうのは意外でした。
体において硬い部分は骨だけで、骨だけで体を支えるよりも爪があったほうがよりしっかりバランスを取ることができます。

それでは初めに挙げた症状はどういったものなのかを調べていきたいと思います。

【爪に縦線が入っている】

一般的によくみられる症状です。爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)とも呼ばれます。
加齢が原因となるため、20代では目立ちにくいことが多いですが、50代頃から増加し、症状が目立ちやすくなるでしょう。老化現象のひとつなのであまり心配する必要はありませんが、進行すると爪が縦に割れやすくなります。

引き続きロート製薬のHPを参考にしています。この症状は加齢によるものおということです。老化現象と言われると少し悲しいですね。

また、老化現象だけではなく、「乾燥」によっても縦線ができてしまうことがあります。
たとえば、ジェルネイルやマニキュアを落とすために使用する「エタノール溶液」や「(油分溶解作用のある)アセトン配合の除光液」によって、自爪の油分・水分が必要以上に除去されてしまい、過剰に乾燥してしまうことも。

乾燥も理由の一つであるということですが、ジェルネイルやマニキュアをしている方が過剰に乾燥してしまうということなので、私の場合はこれが大きな原因というわけではなさそうですね。

ところで爪がデコボコになっている、ザラザラになっていると書きましたが、私のイメージするデコボコ・ザラザラは上記の縦線のことでした。一般的に縦線と言われているのはこれで、私の爪の縦線とは違っていました。それでは私の爪にある黒い縦線を調べてみたいと思います。

【爪に黒い線が入っている】

黒い縦線が入っていることを私は「縦線」と思っていました。

爪の根元から縦に褐色または黒い線状のものが表面に現れ、これを「爪甲色素線状」と呼びます。
爪甲色素線条の正体
爪母にメラニンという黒い色素が異常に増加してできたほくろ
爪母にできた母斑細胞性母斑(あざ)
初期の悪性黒色腫(がん)
真菌(カビ)による病変
皮膚の良性腫瘍
その他の皮膚疾患

私の爪は「爪甲色素線状」という症状のようですね。
恐ろしいのはガン、腫瘍、疾患という言葉がつきまとっていることです。え?幼い頃から出ているけれど、私は癌や腫瘍を患っているの?と不安になりました。

爪に黒い縦筋ができることがあります。爪甲色素線条(図6)と呼びます。これはがんではありませんが、以下のいずれかに当てはまる場合は悪性黒色腫(図7)を疑います。①爪の先端と根元で黒い縦筋の色が異なる。②爪が割れたり変形したりしている。③爪のみならず爪の根元や指の先端の皮膚も黒い。④急激に黒い部分が広がっている。
ほかに爪にできる黒いものといえば、爪甲下血腫(図8)があります。外傷や激しい運動の後にできることがあります。一見黒くても、よくみると紫色や赤紫色に見えるところがあるのが特徴です。何か月か経つと爪が伸びるとともに黒い部分が爪の先端側へ押し出されていきます。 また、爪白癬(爪の水虫、図9)でも爪が黒くなることがあり、とても紛らわしいです。

図6、図7などがありますので、詳しくは上記のHPをご覧いただきたいのですが、私の爪はまさに図6の状態でした。悪性黒色腫の疑いになる症状も出ていませんので大丈夫だと思います。
「爪 黒い線」で調べてみると、私の爪よりも黒く太い線が出てきました。ここまでじゃないよ、もっと薄いものについて調べたいんだよ。と思うところですが、爪のホクロという認識で良さそうです。

【最後に】

癌や腫瘍という言葉が出たときにはかなり焦りましたが、私の場合はそうではなさそうでうす。また爪表面のざらつきも加齢によるものだということですので安心ですね。
もし爪の様子がおかしい方がいればさらに調べてみるようにしてください。



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