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素人学生、アカデミー賞目指して映画作る#2

こんばんは。

時間は早いもんで、もう前回を書いてから1週間も経ちますね。

そして、、のっけから広報ですみません!!

今、モーションギャラリーにてクラウドファンディングを行っています。ブログにて書いている様々な困難を乗り越え、作り上げた作品になっています。ぜひ、できるだけたくさんの人に視聴してもらいたいと思っているので、ご支援をよろしくお願いします。リターン枠はワンコインから鑑賞券のリターンで設けております。



前回、なかなか進まない映画制作がやっと動き出し、脚本が決まり、さらに自分が監督に立候補したというところまでお話いたしました。
ここでの問題点として、「監督について知識が何もない自分が監督の役職が務まるのか」そして、「脚本の描くビジョンと監督の考えるビジョンの差があるのではないか」という問題です。前者に関しては、本を読み、努力次第でどうにでもなる問題だと思われますが、後者は非常に重大な問題になっていることを当時の自分は何もわかっていませんでした。
脚本が決まって以降、夏休みに入り、ロケハンを行い、演者さんを募集して撮影への準備を行っていきました。そして、この夏休みのロケハンが初めてメンバーと対面する機会でした。約4ヶ月間、オンラインで会話をしていましたが、対面で会話をすると顔色の変化を気にしたり、と全く別のもののようでした。オンラインの会議では顔しか見えないのに対し、全体が見える対面では圧力がとても感じられました。(自分がオンラインが得意な人間で、対面で会話するのが苦手なのかもしれませんが、、、)

ーーーーーーーーーーーーーーー夏休みも終わりーーーーーーーーーーーーーーー

時が経ち、10月になり、第一回の撮影が”行われ”ました。いや、”行っていただき”ました。このように言い換えたのには理由があります。撮影日数の問題や予算の問題、演者さんとのスケジュールの問題などが重なり、撮影当日にどうしても外せない用事があり、撮影に参加することが叶いませんでした。だがこの日に撮影を決行したとしても、「脚本家の高橋さんが参加してくださるし、撮影は順調に進むはずだ」とたかを括っている自分もいました。そして、撮影を経験したことない私は、スカスカのカメラワークや無理難題なタイムスケジュールを提出し、現場の責任を高橋さんにすべて任してしまいました。ある意味、自分の仕事の大切さを理解せず、仕事を放棄してしまいました。

簡単には終わらない撮影会

最も監督もいない、スカスカなカメラワークの指示とキツキツのタイムスケジュールで行われる撮影がうまくいくはずありません。その日撮影予定であったシーンの2、3割のみ撮り終わりましたが、ほとんどのシーンを撮影することが叶いませんでした。僕はこの時まで「自分らが素人である」ということ忘れていました。撮影後、大反省会を行い、撮影に来てくださったメンバーにこっぴどく叱られました。そして心を入れ替え、改善点を明確化し、これからの撮影で挽回しようと思っていた矢先、次の撮影会に来てくださる一人の演者さんが発熱を起こしてしまいました。ロケ地のお金も払い、他の演者さんと予定を合わせていた後でした。不幸中の幸いとして、その演者さんは、その日の撮影に来てくださった方ではないため、メンバーが濃厚接触をしたわけではありませんでした。


この時、ほとんど撮り終わっていない撮影と素人であるための不安などから、モチベーションは下がり、こちらの長編映画の制作を続けることを諦めました。
予算も時間もなく、その結論をせざるを得ない状況でした。だが、不幸には不幸が重なるもので、先日の撮影会で一番頑張ってくれたメンバーが映画制作のグループを抜けることとなってしまいました。ただ、前回話した通り、授業の一環であるこの授業を簡単には辞めることはできず、何かカタチある作品を作りたい気持ちもありました。その一方でやる気もなくし、無駄に予算も使い、この作品の完成は難しいと判断した僕らは、「長編から短編映画に切り替える」という選択肢を選ぶことを余儀なくされました。

今回はここまで!

また来週も更新するので、閲覧よろしくお願いします✨


前回の記事はこちら!