食パン VS 風邪


その始まりは突然だった。

深夜、朝の4時。暑さで目が覚めた食パンは、喉に猛烈な痛みを感じた。


(何かがおかしい。)


一階に降りていった食パンは喉に不快感を抱きながら水分を摂取しマスクをして、再度床についた。


朝の7時。喉の痛みはまだ完全には引いてないみたいだ。だが、確信したことがある。それは…


風邪だ。


喉にはウイルスが今住んでいて悪化すると危機的状況に陥ってしまうと感じた食パンは、病院に行くことにした。


熱はなかったものの、喉の痛みに効く薬をもらい、約3日後。


おかしい。何かがおかしい。

今度は…


薬が足りない。



7日間分の薬がこんなにすぐなくなるなんて。思ってもみなかった。おかしい。

よく見たら、私は摂取量の2倍の薬を摂取していたのだ。副作用である胃の不快感も気づいていたし、使っていくうちに本当に7日間持つのだろうかと若干の異変を感じていたもののまさか現実だなんて…


だが、喉の痛みは引いていたのでよしとしよう。


その次。なんと新たな敵である鼻水が登場した。

鼻水は勢いが止まることがなかった。私がティッシュで鼻をかんでもかんでも止まらない。それどころか勢いがつくばかりであった。肌もヒリヒリしてくる。頭もぼーっとする。


そんな鼻水地獄をある程度通り抜け、今では薬を飲まなくてもいい状態となった。


全ての原因は自身の体調管理不足だが、久しぶりに風邪をひいて風邪の恐ろしさを知った。

風邪は私たちの体力を奪いながら体のさまざまな器官に影響を及ぼす強力な症状だ。私は今後も体調管理に気を配っていこうと思う。


Fin.

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